歌手の泰葉（51）が20日、都内ホテルで営まれた落語家・初代林家三平さん（享年54）の三十三回忌法要に参列し、約30年前に父を思って作曲した「ピアノ・ダディ」を弾き語りで披露した。泰葉は「娘の時代に戻った気持ちで歌わせてもらいました」とニッコリ。そんな娘に母・海老名香葉子さん（78）は「きょうを区切りに、昔の泰葉に戻って歌手活動をして欲しい」と目尻を下げた。

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　法要には各界から約850人が参列。長男の林家正蔵（49）、次男で二代林家三平（41）ら海老名家も一堂に介した。今月12日に胆のう結石を取る手術をし、前日に退院したばかりの香葉子さんは「大丈夫。まだ気が元気ですから」と経過を報告し「こんなに大勢の人が集まるとは思ってなかった」と安堵の笑みを浮かべた。

　そして香葉子さんは、泰葉が歌う姿も目にし「すっかり立ち直って、昔の優しい泰葉に戻ってくれて安心」とご満悦。2007年に落語家・春風亭小朝と離婚して以降、芸能界を騒がせたこともあった泰葉は「どうもすみません」と頭をかき「親孝行します」と語っていた。