人気子役の鈴木福が21日、都内で開催されたアニメ映画『ハッピー フィート2 踊るペンギン レスキュー隊』特別試写会にペンギン姿で登場した。最も重要な映画のPRをする場面で福くんは「歌ったり、踊ったりするシーンもあるし、ドキドキしたり、ちょっと寂しいシーンもあったりするけど、見ると心があたたまる映画なので、ぜひ観てください…」と完璧なスピーチをした後、絶妙なタイミングで「あぁ…」とトチってしまい、観客の笑いを誘った。

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　同作は、米アカデミー賞長編アニメーション映画賞受賞作品の続編。皇帝ペンギンの国を舞台に、子どもペンギン・エリックの大冒険を歌やダンスシーンも満載に描く。福くんは日本語吹き替え版のエリック役を担当し、「アフレコは難しかったです。アニメの口の動きに合わせてセリフを言ったり、息が切れて苦しい場面も表情ではなく声で表現しないといけなかったので、難しかったです。歌のシーンがすごく楽しくて、歌好きです」と振り返った。

　エリックの母グローリアはペンギンの国でナンバー1の美声の持ち主という設定で、歌手のクリスタル・ケイが吹き替えを担当。「劇中で80年代のメガヒット曲を歌えて嬉しかった。まさかジャネット・ジャクソンの『Rhythm Nation』を日本語でカバーできるとは」と話した。

　福くんの吹き替えを絶賛するクリスタル・ケイに、エリックの父マンブル役を担当した劇団ひとりは「僕のことも褒めてもらってもいいですか」と迫ったり、ひとりにだけ歌のシーンがなかったことに「歌いたかったんですけどね。そのかわりダンスシーンがあります。僕が踊っているわけではないんですが…」と拗ねてばかり。福くんのことを「天才だもんね…」という言い方にもトゲがあった。しかし、「福くんと一緒にいると男の子がほしくなりますね。一緒に釣りに行ったりしたら楽しいだろうな。がんばります」と話していた。

　映画『ハッピー フィート2 踊るペンギン レスキュー隊』は11月26日（土）より全国で2D・3D同時公開。