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ワンセグ開始1ヶ月、認知度は上昇、利用意向は減少…

 携帯電話などの受信端末で地上デジタル放送のテレビ番組が視聴できるサービス「ワンセグ」が、この4月1日よりスタートした。今やコミュニケーションツールとして、あらゆる世代で欠かすことのできない存在となっている携帯電話で地上デジタル放送とデータ放送が利用できるワンセグは、若者を中心にテレビの視聴スタイルを変えていく可能性のある“ケータイテレビ”として、その利用動向が注目を集めている。

 そんななかORICON STYLEでは、3月に行った調査に続き、サービスのスタートからおよそ1ヶ月が経った4月末の時点で再度ユーザーアンケートを行い、利用者数や視聴動向・意識などについての調査を行った。

 その結果、まずワンセグの認知状況では、グラフの通り3月は「知っている」と答えたユーザーが28.1%だったのに対し、4月では67.9%と、大幅に上昇している。ここからは、サービス開始前後にテレビや新聞など各メディアで大々的にそのニュースが取り上げれられたほか、対応機種各社のCMなどのプロモーション展開が奏効していることがわかる。

 しかしその一方、「携帯電話でテレビを観たいか」という質問には、「はい」が3月は60.6%だったのに対して4月では49.5%と減少しているのだ。ただし、「いいえ」と答えたユーザーの割合も3月から4月で減少しており、「わからない」と回答するユーザーが増加する結果となっている。

 ここから分かるのは、サービスはスタートしたがまだその内容、メリットがよくわからず、対応機種も少ない。さらにバッテリーがすぐになくなるといったネガティブな報道も一部にあり、ユーザーが様子見に入っているということだ。アンケートの回答では「そんなに外でテレビを観る機会がなさそう」(埼玉県/女子中高生)、「今はまだ電池の消費が多いし、機種の値段も高い」(神奈川県/男子専・大学生)、「普通のテレビもまだ地デジではない。どういうものかよくわからない」(東京都/30代女性)といった声が目立つ。

 また今回のアンケートで、実際にサービスを利用しているユーザーの割合は1.5%となった。サービスが開始されて1ヶ月弱、対応機種も少ない状況のなか、まだまだサービスの理解度、浸透度が全般的に低い状況のようだ。現状、携帯で楽しみたいことには、テレビよりも音楽やゲームを挙げる声のほうが多い。

 ちなみに、ワンセグ対応携帯で視聴している(所有者)、視聴したいと思っている(未所有者)、テレビ番組のカテゴリはグラフの通り。所有者ではニュースとバラエティが50%を超える割合となり、その後にドラマが続く。一方、未所有者ではニュースがトップになったがそのほかとの差があまりなく、試しにいろいろと観てみたいという意向がうかがえる。

 そのほか、所有者の視聴しているシチュエーションに関するアンケートでは、やはり「電車・バスなどの移動中」がトップで53.3%となり、次いで「自宅」(40.0%)、「職場」(33.3%)という順となった。その目的では、「待ち時間に」「暇つぶしに」に利用しているという声が目立った。「どうしても観たい」「続けて観ている」番組は、外で携帯で観るよりも、録画して家でリラックスして観るというユーザーが多いようだ。

(3月調査:2006年2月28日〜3月3日、中高生〜40代の各世代男女計1000サンプル/4月調査:2006年4月14日〜4月18日、中高生〜40代の各世代男女計1000サンプル)

数値は全体の%
3月調査:2006年2月28日〜3月3日、中高生〜40代の各世代男女計1000サンプル
4月調査:2006年4月14日〜4月18日、中高生〜40代の各世代男女計1000サンプル

 

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