名プロデューサー、秋元康氏の“次世代のアイドルを作りたい！”というアイデアから動き出したアイドル集団、『AKB48』。昨年12月に選ばれた第1弾メンバーが本日(2月1日)、「桜の花びらたち」でCDデビューを果たし、報道陣向けの発表会を開催した。

　昨年12月、全国7,924通もの応募のなかからオーディションを勝ち抜いた20人に、隣接するカフェで働いていた1名を追加した21名で“アイドル”としてデビューを果たした彼女達。連日、『秋葉原48劇場』で開催されたイベントには“会いに行けるアイドル”を目当てに多くのファンが殺到し、今回の異例のスピードCDリリースへとつながった。
　発表会には、学校の行事で欠席した大江朝美以外の20名が登場。1stシングルに収録される「桜の花びらたち」「Dear my teacher」をそれぞれ別のオリジナル衣装で踊り、熱唱した。
　会見では、平均年齢16.4歳と若い集団のなかで最年少(11歳)の増山加弥乃が、緊張して言葉に詰まりながらも「一生懸命頑張ります！」と挨拶。また、板野友美は「歌にダンスにとても大変でした。でも、ファンの皆さんの前で披露するのがとにかく嬉しくて、頑張ってくることができました。これからは、もっとトークを磨いていきたいです！」とさらなる活躍を誓った。

　来月には、残りの27名を携帯TV電話を使用してのオーディションなどで決定し、48人全員の顔ぶれが揃う予定。その後、ファン投票などで1軍、2軍に分けられて活動するなど、厳しい世界で“真のアイドル”を目指していくことになる。