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有村、能年、AKB48、2014年の“CMクイーン”は?!
引き続き強固なAKBの“ブランド力”
“需要の高さ”という点で昨年を振り返ってみると、やはりAKBグル―プのメンバー&元メンバーによる『タレントCM起用社数ランキング』の上位占拠が目を引く。2位の篠田を筆頭に、計6人がTOP10に名を連ねており、改めてそのブランド力の高さを証明した。
AKBの冠だけでCMを成立させるのではなく、個々のメンバーのキャラクター性を充分に活かしたCMが多かったことも特筆に値する。ファッションデザイナーとしても活躍する篠田は靴メーカー『ABC MART』に出演し、コラボアイテムも展開。ちょっぴり天然であることが魅力な“ぱるる”こと島崎遥香、クールビューティが売りの板野友美なども自身のキャラに沿ったCMが制作された。AKBイチのボディラインを誇る小嶋陽菜に至っては、『PEACH JOHN』のCMで大胆な下着姿を披露している。社会現象を生み出し、確かな市民権を得たAKBグループだけに、今後も個々のメンバーのキャラクターに注目が集まることは必至。2014年以降は、上記メンバー以外にもCMでの“ソロ活動”が目立ちそうだ。
softbank VS auの“仁義なきCM戦争”は今年も熾烈!!
両社に共通するCM戦略は、リアルタイムで旬のタレントを即座に起用する、その“スピード力”にある。softbankは人気エアバンド・ゴールデンボンバーやドラマ『半沢直樹』(TBS系)で社会現象を巻き起こした堺雅人などを起用。auも10代女性のカリスマ・きゃりー・ぱみゅぱみゅを起用し、その摩訶不思議な世界観をCMでも表現。現在、7年連続でsoftbankが「CM好感度」で連覇しているが、昨年10月度のCM好感度では7年ぶりに月間首位に返り咲いた。今後も両社による“旬のタレント”争奪戦が展開することが予想されることから、両CMへの出演が新たなCMクイーンへの最短近道と言えなくもない。
有村、能年ら『あまちゃん』女優がやはり台風の目か!?
そして忘れてはならないのは、同じく『あまちゃん』の主演を演じた能年玲奈の存在だ。現在は有村ほどのCM本数を持っているわけではない彼女だが、『あまちゃん』で魅せた純真無垢な演技や笑顔、バラエティ番組やイベント等で垣間見える、“ド天然”な仕草などは企業にとっても喉から手が出るほど欲しい存在。早速、今年に入ってからキヤノン『EOS M2』の新CM出演も決定しており、今後も立て続けに起用される可能性が高い。また、壇蜜や大久保佳代子などの“熟女パワー”の勢いも侮れない。
昨年の上位陣が引き続き2014年のCM界を引っ張っていくのか? はたまた彗星の如く現れ、業界の勢力図を覆すような存在が誕生するのか? 今年のCM業界の動向も大いに興味深い。
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