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そば好き必見!長野県・奈川の新そば祭りで、ここでしか味わえない限定そばを食す!


長野県松本市にある奈川。松本市街や木曽から車で1時間ほどにある山間の集落です。標高1000〜1500メートルに広がる集落では、周囲を囲う山々からの天然水が豊富で美味しいそばが作られています。奈川の中でもごく一部で栽培されている在来種は、幻のそばと呼ばれ、そば通なら一度は食べたい貴重な味。その在来種も味わえる新そばの季節、自然豊かな山里・奈川で地元でしか味わえないそばを食べてみませんか?

秋が旬!新そばを求めて、いざ「奈川」へ!

写真:古井 きまち

全国でもそばの産地として有名な長野県。その長野県の西寄りに位置する松本市・奈川は、人口800人ほどの小さな山村です。冬にはマイナス15度を超える過酷な環境は、夏涼しく、そばが美味しく育つのに最適。成熟期に昼夜の寒暖差が大きく、日中の気温もが高くならない場所で栽培されたそばは、美味しくなると言われています。
そばには”夏そば”と”秋そば”があり、年に2回栽培されています。奈川で昔から栽培されている在来種は晩生の秋そば。香りが良く、収穫量が少ないため、幻のそばとも言われています。”夏そば”の旬は8月、その8月頃に満開を迎える”秋そば”は、10月に新そばとして店頭にお目見えします。今回はその秋が旬の新そばをご紹介します!

写真:古井 きまち

奈川では10月から11月初旬にかけて、新そば祭りが開催され、地区内に点在するお蕎麦屋さんで新そばを味わうことができます。地区の中ほどには、地元の作物や加工品を販売している直売所・山彩館があり、毎年10月半ばの週末にはイベントが開催されます。そばだけでなく、イワナの塩焼き、信州サーモン、松茸、地元「花豆の会」による手作りおやきやおはぎの販売など、ここでしか味わえない味に出会えます。

美容と健康に!そばの旨味を最大限に味わうには・・・

写真:古井 きまち

奈川在来のそばの実は、北海道のキタワセと比べ、粒が小さいのが特徴です。この小さな一粒の中に、他の産地にはない「香りと甘み」が詰まっています。
昔は米の育たなかった、厳しい環境の奈川。そばの実は、三角錐の形をしていて、その一角でも地面に着けば発芽すると言われるほど強い生命力を持っています。疲労回復によいビタミンB1、健康な髪や肌を作るB2やB6、その他、マグネシウムや鉄、亜鉛などのミネラル、ポリフェノールの一種であるルチンなど栄養を豊富に含んでいます。近年、スーパーフードとしても人気が高く、普通のスーパーなどでは手に入りにくいそばの実も、山彩館で販売しています。小さな実にぎっしり栄養分を詰め込めこんだそばの実は、おみやげにオススメです!

写真:古井 きまち

市販のそば粉は、製粉機で挽かれているものがほとんどですが、山彩館では、石臼の機械でそばを挽いています。繊細で熱に弱いそばの実は、製粉機の熱で風味が飛んでしまいます。少量ずつゆっくり挽く石臼は、風味を損なずにそばが挽けて、贅沢な風味が味わえます。
その土地で育ったものを、その土地で頂く地産地消は、そこで育ったそばが、そこの空気を含み、そこの水と合わさってこそ生まれる味!その土地のエネルギーも一緒に頂けて、体が喜ぶこと間違いなし!

自然豊かな空気の中で地元のそばを味わう

写真:古井 きまち

この山彩館でのイベントで食べられる「奈川在来種の新そば」は、お手頃サイズにお手頃価格。限定450食の販売なので、そば目当ての際はお早めに。
毎年行われる山彩館でのイベント、2017年は10月15日(日)限り。ホームページなどでチェックしてお出かけください。約1ヶ月ある奈川そば祭り開催期間中は奈川地区の協賛店(そば屋・宿)を利用してアンケートに答えると、抽選で豪華賞品が当たるイベントをやっています。この地区では秋の味覚、松茸が採れ、ジビエの山鳥やイノシシ、鹿の肉も時々で扱われます。秋は思いがけず豪華なそばに出会えるかもしれませんよ。

最後に

10月末から11月に向けて、奈川は紅葉が始まり、山々も美しく色付きます。美味しいそばを色々なお店で食べながら、紅葉のドライブを楽しまれてはいかがですか?
<ながわ山彩館・基本情報>
住所:〒390-1611 長野県松本市奈川2120-1
電話番号:0263-79-2815 (FAX兼用)
アクセス:
【名古屋・大阪方面】
<中央道中津川ICから 約2時間>
中津川IC→国道19号→薮原交差点左折→境峠越える→奈川
<中央道伊那ICから 約1時間>
伊那IC→権兵衛トンネル→国道19号→薮原交差点→境峠越える→奈川
【東京方面】
<長野道松本IC 約1時間>
松本IC→国道158号→奈川渡ダムY字トンネル左へ→県道26号→奈川
【高山方面】
<高山市街 約1時間30分>
(1)国道158号→安房トンネル→奈川渡ダム→奈川方面へ右折→奈川
(2)高山→高根経由→野麦峠から約30分
営業期間:4月下旬〜11月末(直売所)
営業時間:午前9時〜午後5時 ランチは11時〜14時
定休日:水曜日(GW,お盆の繁忙期は除く)
※2017年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

■関連MEMO
信州の田舎 奈川
http://www.vill-nagawa.jp
ながわ山彩館
https://www.nagawa-sinko.jp/sansaikan
松本市安曇・奈川地区地域おこし隊
https://www.facebook.com/azumi.nagawa/posts/1326439217484951

【トラベルjpナビゲーター】
古井 きまち

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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