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コロンブスも大絶賛!キューバの桃源郷「バラコア」


バラコアを知るキューバ人や地元の人はもちろん、キューバが好きになれない外国人までもが愛してやまない、キューバの桃源郷「バラコア」。コロンブスが1492年にキューバ上陸した時に「この世で一番美しい」と大絶賛した場所なのです。
街のシンボル、テーブルマウンテン「ユンケ」やバナナ、ヤシの木が広がるのどかな絶景、カカオ農園、青すぎるビーチにソウルフードまでご紹介します!

コロンブスがアメリカ大陸に残した十字架、オリジナルはここだけ!

写真:wanderlust tomoko

ハバナから約1000キロメートル離れた最東端にある「バラコア」。1492年にコロンブスはバラコアに上陸し、「この世で一番美しい」と称賛したのです。絶滅危惧種の動植物もここで生息していて、キューバ最大の自然が残る場所。バラコアは、1965年まで幹線道路がなく人里離れた場所でした。今でもまるでキューバの桃源郷のようです。
また、キューバ最古の街の一つでもあり、言い換えればキューバの歴史はここから始まったのです。
ハバナからはバスで約19時間、近くのキューバ第二の都市、サンティアゴ デ クーバからでも5時間。週に3便、ハバナからフライトもあります。長旅ですが、ゆったりとした雰囲気に、街の象徴であるテーブルマウンテンのユンケを見ると、旅の疲れも吹っ飛んでしまいます。

写真:wanderlust tomoko

ブルーバードと呼ばれる歩行者天国と教会広場が、この街の人が集まる場所。キューバの街に多いコロニアルな建造物もここではやや控え目に見えるほど自然が際立っています。
地元の人々は、何もしないでのんびり過ごすというリズムなのでそれに合わせるもよし、でもせっかくここまで来たなら、街を拠点として日帰りできる自然スポットをくまなく訪れてみるのもよし。周囲には、自然を満喫できる場所やアクティビティが豊富にあり、見どころはたくさん。

写真:wanderlust tomoko

コロンブスがアメリカ航海の際に、上陸の証として十字架を残した場所の一つで、当時の十字架がそのまま保存されています。全部で29あった十字架のうち、オリジナルが残っているのは、ここバラコアだけなのです!
貴重な十字架を記念にと、旅行者たちが一部を削って持ち帰ってしまったため破損が進み、当初の大きさよりも随分と小さくなってしまったそうです。現在では、これ以上カットできないように、金で覆い教会の中で厳重に保管されています。

コロンブスも目にした?!のどかな絶景がそこかしこに

写真:wanderlust tomoko

街の中にも周囲にも、あらゆる場所に絶景ポイントがあるのです。特にここの象徴でもあるテーブルマウンテン「ユンケ」がセットになった風景は、似ているようでまた違う見え方で、何度見ても旅行者を飽きさせません。
街並みと海が眺められ、その反対側にはユンケも望める「カスティーリョ ホテル」は、高台にあるため、また別の角度から街を見ることができ、バーもあるので静かに過ごせます。
サンセットなら、海岸線をバスターミナル方面に行くと岬のような場所があり、ユンケと一緒に沈んでいく太陽を見渡すことができオススメです。

写真:wanderlust tomoko

バラコアの市内には車、トラックのようなバスも走っていますが市民の足として活躍しているのが、馬車や人力車。
そして、海岸に沿った通りマレコンは、ただ歩いているだけでも海からの風を感じられる気持ちのよい場所。早朝にここから眺める朝日は、遮るものがなくキューバで一番の太陽を見ることができます。

キューバのカカオ一大生産地!カカオ農園へ行ってみよう

写真:wanderlust tomoko

バラコアはカカオ豆の国内生産の約75パーセントを占める、キューバの主要生産地です。チェ ゲバラが設立したキューバで一番古いチョコレート工場もここにあるのです。残念ならが見学はできませんので、それならばカカオ農園を訪ねてみましょう、
自作のカカオでチョコレートまで生産してしまう農家の人々がいるのです。今、話題の「ビーン トゥ バー(bean to bar)」を越えて、ここではシーズ トゥ バー。カカオ農家が集中しているエリアが「グイリート」という場所。
峡谷の中を流れる川でボートに乗るアクティビティが人気の「ユムリ」とカカオ農家を訪れるツアーがあり、街の旅行代理店で申し込みできます。また近くには、バラコア1、2を争う美しさの「カジュアホ ビーチ」もあります。希望のツアーがなければ、タクシーをチャーターして好きな場所に連れて行ってもらうという方法もありますよ。

写真:wanderlust tomoko

カカオのフルーツから始まって、手作りチョコレート、カカオニブなどの味見ができます。基本の品は、板チョコ、カカオニブ、砂糖なしカカオ100パーセントのボール状のもの、カカオクリームなどで、その場で購入できます。農家によってつくっているものが若干異なるので、何があるかは聞いてみてくださいね。
写真のカカオクリームの入れ物はグラナディージョといい、周辺のバラコア特有の木でつくられていてお土産にも最適。
カカオもヤシの木もふんだんにある地・バラコアでは、「チョコラーテ」を絶対に試してみてください。カカオの味がしっかりと残り、ココナッツミルクも加わって、濃厚かつクリーミーで驚きの味です。

ビーチに川もあちらこちらに!

写真:wanderlust tomoko

キューバ屈指のビーチの一つが「マグアナビーチ」。キューバでは、ハバナから近いリゾート地・バラデロが有名ですが、マグアナはその逆を行く未開発なビーチ。でも、そののどかさがまた魅力なのです。
街からは約20キロ。教会広場から乗合タクシーでいくことができます。体力に自信があれば、自転車をレンタルしていく方法も。道中は、ヤシの木、バナナの木がこれでもかというほど生い茂り、馬、山羊、豚が放し飼いにされている景色が広がっています。
また、途中にキューバNo.1の大きい川「トア川」が流れているので、1日でまとめて2ヶ所立ち寄ることもできます。

バラコアのソウルフード!魚介類のココナッツミルク煮

写真:wanderlust tomoko

バラコアでマストで食べるべきものが、魚介類のココナッツミルク煮。ロブスターや魚のフィレなどバリエーションがあります。
キューバの他の場所でもほとんど見かけないこの調理方法は、ヤシの木がそこらじゅうにあるバラコアならでは。バラコアのほとんどのレストランのメニューに並んでいます。また、カサ パルティクラールに宿泊していれば夕食にリクエストすることもできます。
キューバの料理は味がなんとなく似通ってしまっている中で、このココナッツミルク煮は格段の味付けです。自然の甘さのココナッツと魚介類ソースのハーモニーはキューバでとっておきの一皿になります。このココナッツミルクで調理された一皿を食べずしてバラコアを訪れたとは言えません!

本当の絶景はまだ他に?!

バラコアでの絶景や自然のアクティビティはこれだけではないのです。キューバで一番の大パノラマ展望台がある自然公園、動植物の宝庫「アレハンドロ フンボルト国立公園」、そしてテーブルマウンテン「ユンケ」へのハイキングもできるのです。
山も川もビーチもカカオも、実はコーヒーもあるバラコア。自然に加えて、街の人々もとにかくスローテンポな場所、気にいること間違いありません!
大パノラマ展望台に関しては関連メモの別記事をご参考にしてみてくださいね。

■関連MEMO
【たびねす】週末が特におすすめ!キューバ、サンティアゴ デ クーバのとっておきの楽しみ方
http://guide.travel.co.jp/article/21804/
【たびねす】キューバで最高の絶景大パノラマ!「バラコア」の展望台と自然公園
http://guide.travel.co.jp/article/28295/

【トラベルjpナビゲーター】
wanderlust tomoko

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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