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約100万本の花菖蒲が咲き誇る!奈良「花の郷 滝谷花しょうぶ園」で初夏を満喫


奈良県宇陀市室生にある「花の郷 滝谷花しょうぶ園」は、同じ奈良県内の「柳生花しょうぶ園」とともに奈良の二大花菖蒲園と呼ばれています。毎年、季節になると約600種、約100万本の花菖蒲が咲き誇ります。梅雨空に可憐に咲き誇る花菖蒲を見に「花の郷 滝谷花しょうぶ園」へ出かけてみませんか?

「村おこし」で誕生した花菖蒲園

写真:モノホシ ダン

「滝谷花しょうぶ園」のあるこの地域は、かつて三本松長瀬の大師堂から室生寺参りの人たちが利用した「大師の道」沿いにあり大いに賑わったところでした。しかし、近年は人の往来も少なくなり、約20軒の農家が残るだけの過疎の山里になっていました。
「もう一度、昔のように故郷を甦らせたい」と地元の有志たちが立ち上がり、花しょうぶ園を開園し、現在では花菖蒲のほかに、しだれ桜・芝桜・てっせん・つるバラ・紫陽花などが楽しめる「花の郷」として生まれ変わりました。

写真:モノホシ ダン

「滝谷花しょうぶ園」の入園料は大人850円です。花菖蒲は6月上旬から7月上旬まで楽しめますが、見ごろは例年、6月中旬から6月下旬です。開園期間中は無休で、営業時間は午前9時から午後6時までとなっています。
なお、ことわざでどちらも優れていて選択に迷うことの例えで「いずれがアヤメかカキツバタか」というのがありますが、見分け方としては花や生えている場所で特定できます。「アヤメ」は花びらの付け根に網目模様が入っています。「カキツバタ」は花びらの中央に白い線が入っています。
生息地域では「アヤメ」は水気のない乾燥地帯。「カキツバタ」は湿地や浅い水の中。そして本題の「花菖蒲」は江戸時代にアヤメ科のノハナショウブを改良したもので、さらにこの江戸ハナショウブを改良したのが肥後ハナショウブであり、伊勢ハナショウブであったりします。現在の花菖蒲は、大まかに言ってこの3つの系統に分かれていて、それだけに種類も多いのです。

写真:モノホシ ダン

なお、6月中旬から6月下旬には園内をホタルが乱舞します。この期間を「蛍の夕べ」と呼んでいて営業時間が午後9時までと延長されます。詳しくは関連MEMOをご覧下さい。

食事も楽しめる花しょうぶ園の園内施設

写真:モノホシ ダン

園内施設としては高台の見晴らしの良い、写真の食堂が人気のスポットです。食堂では軽食・お弁当・飲み物の販売をしています。

写真:モノホシ ダン

園内では、様々な色の花菖蒲の競演を楽しみましょう。花苗販売所では好みの花菖蒲の株を圃場から直接堀り上げて購入することもできます。

写真:モノホシ ダン

園内のバーベキューハウスでは、炭火バーベキューが楽しめます。メニューは「牛&鶏セット」のほかに「炭火焼き鶏セット」も人気です。

花菖蒲と紫陽花のコラボもあり

写真:モノホシ ダン

花菖蒲と紫陽花のコラボも楽しめます。ほかに睡蓮とのコラボもあり。

写真:モノホシ ダン

白や紫の花菖蒲の縦のラインも美しいです。様々なフレーミングで撮影を楽しみましょう。

写真:モノホシ ダン

園内では至る所で花菖蒲の手入れをする係りの人を見かけます。蒸し暑い中で、丹精込めて花の世話をする様子に頭が下がる思いがするでしょう。

宇陀市のほかの観光地とあわせて訪れたい

いかがでしたか。滝谷花しょうぶ園のある奈良県宇陀市はほかにも観光スポットが目白押しです。まずは女人高野の愛称で親しまれている「室生寺」。そして江戸時代の古い町並みが残る「宇陀松山」。さらに観光地めぐりで心地よい汗をかいたら大宇陀温泉の「あきののゆ」で日帰り入浴も楽しめます。これらの観光地とあわせて滝谷花しょうぶ園を訪れて花菖蒲の競演を楽しんでみませんか?

■関連MEMO
滝谷花しょうぶ園
http://www.takidani.net/
室生寺
http://www.murouji.or.jp/
宇陀松山
http://aknv.city.uda.nara.jp/matuyama/index.htm
あきののゆ
http://akinonoyu.com/

【トラベルjpナビゲーター】
モノホシ ダン

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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