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女城主の里に森の列車カフェ。岐阜「山岡駅かんてんかん」


岐阜県恵那市の山岡町は、細寒天の特産地。山岡駅前には「山岡駅かんてんかん」があり、オシャレな資料館や引退した車両を再利用した列車カフェがあって人気です。また隣の岩村町は、大河ドラマの直虎とは別の「もうひとりの女城主がいた町」として注目されている町。山岡駅かんてんかんには、女城主とコラボしたグルメもありますよ。

山岡駅前、徒歩0分!「山岡駅かんてんかん」

写真:HIRATA ERIKO

冬季は厳しい寒さと乾燥にさらされる、岐阜県恵那市山岡町。この風土のなかで、国内シェア80%以上を誇る最上級の細寒天が生産されています。
その細寒天の普及拠点となっているのが、明知鉄道・山岡駅前にある「山岡駅かんてんかん」。明知鉄道の運営で、寒天資料館、レストラン、細寒天加工所、駅待合室と4つの機能を持っている施設です。

写真:HIRATA ERIKO

レストランは、シンプルで明るい内装です。山岡町出身の総合格闘家にして、山岡町公認の寒天大使である春日井たけしさんのポスターやTシャツも飾られています。

写真:HIRATA ERIKO

山岡駅かんてんかんの裏手には、「森の列車カフェ」があります。こちらには、寒天を担ぐ春日井たけしさんの人形が!
森の列車カフェでは、ケーキ類やかんてんのデザート、お弁当(予約制)をいただくことができます。ちなみに、「森の列車カフェ」という愛らしい名前は公募で決定したもので、地元の小学生が名付け親です。

デザートだけじゃない、バラエティー豊かな寒天メニュー

写真:HIRATA ERIKO

「かんてんかん」ですから、レストランのメニューはもちろん寒天づくし。寒天と言えばデザートのイメージがあるかも知れませんが、お料理にもたっぷり使われています。ラーメンの麺も、もちろん寒天。春雨やくずきりとはまた違う、寒天ならではの食感をダイレクトに味わえる一品です。

写真:HIRATA ERIKO

さまざまな寒天料理を味わいたい方には、「かんてん御膳」がおすすめ。お料理好きの方なら、こんな食べ方があったのかと新しい発見があることでしょう。かんてんらーめんと雑穀米のお寿司もつきますので、ボリュームの点でも心配はいりません。

写真:HIRATA ERIKO

同じ恵那市市内の岩村町は、戦国時代に女城主おつやの方が治めていた町。浜松の井伊直虎が2017年の大河ドラマの主人公になったことで、岩村も空前の女城主ブームとなっています。こちらは女城主の里とコラボした認定グルメ「おひめさま御膳」です。天ぷらや角煮など、寒天以外のお料理もいろいろ入っていますよ。

かわいくて楽しい!食後は森の列車カフェへ

写真:HIRATA ERIKO

レストランでの食事を終えたら、食後のコーヒーは裏手の森の列車カフェでどうぞ。向かい合わせのコンパートメント席も列車カフェらしくて魅力的ですが、地元の東濃桧と国産本畳の椅子に座って外を眺められるカウンター席も捨てがたいですね。こっそりとハートのつり革がありますので、そちらもお見逃しなく。

写真:HIRATA ERIKO

鉄道好きなら感動すること間違いなし。運転席に座ることもできます。モニターに動画が流れるので、臨場感もたっぷりです。

写真:HIRATA ERIKO

カフェの真横を通る列車の姿は、ぜひともカメラに収めたい構図。列車の本数が少ないので、時間は時刻表で確認するか、店員さんに訪ねてください。通過時は、運転手さんもにこやかに手を振ってくれますよ。

寒天博士になれる!?スタイリッシュな資料館

写真:HIRATA ERIKO

寒天について学べる資料館は入場無料なので、ぜひ見学してみてください。山あいのローカル駅にあって、このスタイリッシュさ!海藻(テングサ)が原料の寒天が、なぜ海のない岐阜県で作られるようになったのか、その歴史もよくわかります。

写真:HIRATA ERIKO

寒天作りの道具も展示されています。なんとも絵になる佇まいです。

写真:HIRATA ERIKO

レシピは持ち帰れるようになっているのが嬉しいですね。日常の食卓に寒天を取り入れるコツがよくわかるお料理が紹介されています。

ダイエットに最適!おみやげも寒天づくし

写真:HIRATA ERIKO

山岡細寒天は、特許庁認定の地域ブランド商品でもあります。レストラン内には、山岡の寒天を使ったお土産もたくさん揃っています。ダイエットに最適な食材ですので、まとめ買いもいいですね。

写真:HIRATA ERIKO

寒天を薄い砂糖でコーティングした「凍ての華(いてのはな)」もお土産として人気のお菓子。地酒・女城主を使った女城主バージョン「雅」もあります。

旅の楽しさがギュッ!山岡駅かんてんかんと森の列車カフェ

食べて、学んで、買って、撮って。山岡駅かんてんかんと森の列車カフェは、旅の楽しさがたっぷり詰まったスポットです。
なお、明知鉄道沿線は駅付近にも見所が多いのが特徴。女城主のいた岩村地区は岩村駅からレンタサイクルでまわれますし、花白温泉駅は駅前に温泉があります。電車でアクセスされる方は、1日乗り放題の「1日フリー乗車券」が便利ですよ。

■関連MEMO
山岡駅かんてんかん
https://www.kantenkan.com/
明知鉄道
http://www.aketetsu.co.jp/
【たびねす】もうひとりの女城主がいた!岐阜・岩村で、歴史とグルメ散歩
http://guide.travel.co.jp/article/26106/
【たびねす】ローカル線が新幹線に!?岐阜・明知鉄道で5,400円のネーミングライツ列車
http://guide.travel.co.jp/article/25792/

【トラベルjpナビゲーター】
HIRATA ERIKO

提供元:トラベルjp 旅行ガイド

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