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2015/01/28 21:31

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「全高城が泣いた」ももいろクローバーZ主演の青春映画完成。ヤンキース田中投手も「高校時代を思い出した」

映画『幕が上がる』の完成披露試写舞台挨拶に登壇したメンバー。左から本広克行監督、有安杏果、佐々木彩夏、百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、田中将大投手(C)De-View
映画『幕が上がる』の完成披露試写舞台挨拶に登壇したメンバー。左から本広克行監督、有安杏果、佐々木彩夏、百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、田中将大投手(C)De-View

 ももいろクローバーZ主演映画『幕が上がる』の完成披露試写舞台挨拶が27日、東京・新宿バルト9で開催された。サプライズゲストとしてニューヨークヤンキースの田中将大投手が登壇し、ももいろクローバーZのメンバーが全国127劇場に舞台挨拶に行くという『史上最大のプロモーション大作戦』を発表した。

 映画『幕が上がる』は、静岡の県立高校の弱小演劇部が全国大会を目指す姿を通じて、多感な時期の少女たちの葛藤、成長を描く青春映画。試写の興奮が冷めやらぬモノノフ(ももクロのファン)たちの前に、メンバー5人が登場。フジテレビアナウンサーのモノノフ代表・三宅正治アナに促され、それぞれが映画について語った。フェイク・ドキュメンタリー映画『シロメ』の主演はあるものの、本格的な劇場用映画は初体験の5人は、舞台挨拶の独特の雰囲気にソワソワして、どこか様子がおかしい。

 リーダーの百田夏菜子は「本当に初めてのことだらけで。撮影に入っても知らないことばっかりだったんですけど、一生懸命頑張りました! なんかライブとは全然違う、こういう舞台挨拶の雰囲気にも慣れず、どうしていいのかわからないんですけど。あの…はい。楽しんでいただけてたら何よりです。どうしよう!!(笑)。なんかさー! なんか! 是非、みなさんたくさんの方に広めていただけたらいいなと思います。よろしくお願いします!」とテンパリ気味。

 続く玉井詩織も百田の緊張がうつった様子ながら「本当に慣れないこの感じで、すごい緊張するんですけど。去年の夏、ももクロと監督と、他のたくさんのキャストのみなさん、スタッフさんと頑張って作ったこの映画を、こうやって初めてお客さんに観てもらうことができてうれしいです。クランクアップしたときに(本広克行)監督が『映画っていうのはお客さんに観てもらって完成する』って言ってたから、まだ公開まであと1ヵ月あるんですけど、こうやって完成への第一歩を迎えられたことをうれしく思います。みなさん広めてくださいね!」とアピール。

 高城れには「みなさんどうでしたか? 楽しかったですかー?」と客席の反応を確かめながら「台本がある映画は初めてで、映画の現場自体もどうしていいのかわからないまま入ったんですけど。本当に楽しくて、愛情溢れる現場で撮った素敵な作品なので、少しでも多くの人に観てもらいたいなっていうのもあるし。普段の笑顔の私たちじゃなくて、一人ひとりの、笑顔以外の新しい発見もしてもらえたらいいなと思ってます」と見どころをプッシュ。

 有安杏果は「やっぱいいね、こうやって近くて。モモノフさんとこの感じね」と最近の大会場でのライブとは違う近さを味わいつつ、「(ライブの時と違って)全然カラフルじゃないお客さんが、こんな大スクリーンで観てるのを想像すると、不安でまだ怖いんですけど、みなさん大丈夫そうですかね? この映画。大丈夫そう!? 監督、OKだって、モノノフ的にはOKだって(喜)。これからいろいろ全国の人に会いに行けると思うとすごい楽しみだし。映画のエピソードもいろいろ話せたらいいなって思うので、みなさん楽しみにしててください」と笑顔で挨拶。

 最後にマイクを取った佐々木は「夏に撮影してて、2月なんてまだまだ先だなって思ってたら、あっという間にこうやってみなさんに観ていただける日が来て、ちょっとびっくりしてるんですけど。私たち、監督、いろんなスタッフさんの愛情がたくさん詰まってる作品です! みなさんにも愛情をたくさん注いでいただけたらうれしいです!」としっかりまとめた。

 そして司会の三宅アナが「今日ここに、ももクロのみなさんと縁のある方がいらっしゃって、ここで一緒に映画をご覧になってます。さあ誰でしょう!」と前フリ。困惑する5人に「お呼びしましょう! ニューヨークヤンキース・田中将大選手です」と明かすとメンバーは「えーーーー!!」と大絶叫。客席から登場した田中を迎え入れながら、「そもそも(客席の)みんなが気付いてないことにも『え?』なんだけど(笑)」(玉井)「どうやって入ったの? こんなに大きくてもコソコソ入ってこれるんだねー」(百田)とビックリ顔。

 田中は「本当に“観てくれ”って(ももクロの)みんなが言ったのがわかる感じで。僕、日頃映画はほとんど観ないんですけど、自然とストーリーに引き込まれて。自分の高校時代も思い出しながら、楽しんで観ることができました」と、野球に打ち込んだ青春時代と、演劇に打ち込む主人公たちをダブらせて観たようだ。

 そして田中の口から「この映画『幕が上がる』を、1人でも多くの方に観ていただくために、ももいろクローバーZのみなさんが、前代未聞の試みを実行します! 題して…“行くぞ全国! 待ってろ全館!『幕が上がる』上映劇場全127館舞台挨拶決定!”」と重大発表が行われた。配給会社調べによると主演俳優が127館を回るのは、史上初とのこと。さらに総移動距離は5万キロにおよび、「(地球1周は)4万キロ? すごい優しい人が教えてくれた」(百田)と驚きつつ、喜びの声を上げた。そして、後方のスクリーンに上演劇場全127館と訪問するメンバーの一覧表が大写しになると「後で小さい紙でください」「沖縄は誰?」と大騒ぎ。田中が「ニューヨークでもやってほしいな」とつぶやくと、「やろうよニューヨーク」とひとしきり盛り上がった。

 この舞台挨拶を占める役目は高城れに。「『幕が上がる』は私たちの100%を出し切った映画なんです。だから残りの20%はみなさんの愛で埋めて欲しい。監督は“モノノフじゃない”って認めないですけども、モノノフならわかるであろう裏ストーリーが入っています。“全高城が泣いた”『幕が上がる』を、モノノフは最低でも5回は観て欲しいし、最低でも10人に『幕が上がる』をすすめてください! 私たちもこれから全国に飛び出して、この映画の素晴らしさを広めるために頑張ります!よろしくお願いします!」と熱の入ったメッセージを送った。

 ももいろクローバーZ主演映画『幕が上がる』は2月28日全国ロードショー。

関連写真

  • 映画『幕が上がる』の完成披露試写舞台挨拶に登壇したメンバー。左から本広克行監督、有安杏果、佐々木彩夏、百田夏菜子、玉井詩織、高城れに、田中将大投手(C)De-View

  • ももいろクローバーZ・百田夏菜子(C)De-View

  • ももいろクローバーZ・玉井詩織(C)De-View

  • ももいろクローバーZ・高城れに(C)De-View

  • ももいろクローバーZ・有安杏果(C)De-View

  • ももいろクローバーZ・佐々木彩夏(C)De-View

  • 客席から登場した、ニューヨークヤンキース・田中将大投手(C)De-View

  • 「そもそも(客席の)みんなが気付いてないことにも『え?』なんだけど(笑)」という玉井詩織(C)De-View

  • 地球一周の距離について聞かれ「4万(キロ)?すごい優しい人が教えてくれた」という百田夏菜子(C)De-View

  • 全国127館の上映館一覧。誰がどこに行くのかについてひとしきり大騒ぎ(C)De-View

  

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