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2012/08/27 16:51

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前田敦子卒業! AKB48東京ドーム最終公演のセトリはあっちゃんの歴史

27日をもってAKB48を卒業した前田敦子(アンコールの『桜の花びら』)
27日をもってAKB48を卒業した前田敦子(アンコールの『桜の花びら』)

 アイドルグループ・AKB48による『AKB48 in 東京ドーム〜1830mの夢〜』の最終公演が26日開催された。同ステージでAKB48のセンターを務めてきた前田敦子の卒業セレモニーが行われ、AKB48グループのメンバーと48000人を超えるファンに背中を押され、前田は自分の夢に向かって歩き出した。

 「敦子のいるAKB48の6年8カ月の想いを全力でぶつけていきたいと思います!」と、高橋みなみの宣言で始まった東京ドーム公演最終日。2005年12月8日の劇場デビューから彼女たちが目標としてきた東京ドーム公演という夢の舞台のフィナーレは、絶対的エース前田敦子の卒業セレモニーの舞台となった。

 オープニング曲は「桜の花びらたち」の前田敦子ソロバージョン「桜の花びら」。オーケストラの演奏に乗せて、目を潤ませながらもしっかりと言葉のひとつひとつをかみしめるように歌いあげた。

 中盤には「アイドルとしての登場は最後になると思います」との紹介から、前田がセンターを務めるユニットによる「渚のCHERRY」「黒い天使」「アイドルなんて呼ばないで」を、さらにソロ曲「君は僕だ」を、まさにアイドル然とした衣装と笑顔で披露。

 後半のシングル曲を中心としたセットリストは、AKB48、そして前田の歩みを振り返るかのようでもあり、そこには純粋にAKB48を楽しんでいる前田敦子の姿があった。

 アンコール、真っ白なドレス姿で登場した前田は、しばらく大声援に穏やかな表情で身をゆだね、想いを語ろうとマイクを何度か口元に運ぶがなかなか言葉が出てこない。やっとの想いで声を震わせながら、「正直、すごくさみしいです。でも自分で決めた道。ここから歩き出したいと思います」と改めて決意表明をし、「AKB48は私の青春のすべてでした」と言葉を結んだ。

 そして卒業曲「夢の河」を涙に濡れた声で歌う前田を、高橋、大島優子、篠田麻里子、小嶋陽菜、柏木由紀、板野友美、峯岸みなみ、渡辺麻友、松井珠理奈が見送り、全員による「桜の花びらたち」の大合唱と桜の花びらの中、白い舟に乗って場内を1周。涙は止まらず、笑顔と泣き顔を精一杯手を振って届け、バックステージへと消えていった。

 “女優になるのが夢”と無邪気な笑顔で語っていた14歳の女の子は、いつの間にか美しく成長し、自分で見つけた道へと新たな一歩を踏み出したのだ。

 前田がいなくなったステージで涙するメンバーだったが、「あっちゃんがいなくなったAKB48はダメになったと言われるのは私たちもあっちゃんもさみしいと思うので、がんばっていこうと思いました」と峯岸。そして高橋が「私たちは、これから“1831m目”を踏み出したいと思います!」と、AKB48もまた新たなスタートを切ったことを力強く告げた。

 27日、秋葉原・AKB48劇場での公演をもって、前田敦子はAKB48からの卒業を果たす。

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