若手俳優集団D-BOYSおよびD2のメンバーによる舞台『D-BOYS STAGE』が、10作品を数えるまでになったことへの感謝を込めて、キャストから選ばれたメンバーが全国各地で開催しているイベント『DステFES2012』。その東京公演が19日、ZeppDiverCityTokyoにファン1000人を集めて行われた。

　『DステFES2012』は3日の名古屋を皮切りに福岡、東京、仙台を回るイベント。碓井将大は「アンケートでも“地方で公演してほしい”という声が多くて。その声にお応えして、Dステを地方に広げたい、皆さんに知ってもらいたいというのが趣旨です」と説明。

　名古屋出身の山口賢貴は「自分も地方でイベントをやりたかったので、名古屋でもお客さんが喜んでくれたみたいで、もっといろんなところでやりたいです」と地元での開催を喜び、橋本汰斗は「初めて行く場所だったんですけど、感じがホームだったというか、温かく受け入れてくれたのですごく嬉しかったです」と手ごたえを語った。

　続けて、栃木から通っている阿久津愼太郎が「いずれは栃木にも来てほしいなと思っているんですけど、栃木ダメなんですかね？」と言うと、橋本は「電車で1時間半でこれるやん」とツッコミつつ、「台湾とか、海外でやってみたい」と話を広げる。これにはメンバーも「いずれは日本を飛び出して、本場イギリスに…なんかうれしくなっちゃった」（碓井）とテンションが上がっていた。

　Dフェスでは舞台の製作過程や裏側を覗いたドキュメンタリーを上映、それを一緒に観ながらメンバーがコメントするというコーナーが売り。橋本は「たった90円のポテトとコーラを“ちょうだい”“やだ！”というだけで、（碓井）と本気でものすごいケンカをするという（笑）。対立する役柄だったので、役を作っている上で普段もそうなっちゃうんですよね」とエピソードを明かした。

　『DステFES2012』は24日に仙台Rensaで最終公演が行われる（出演：遠藤雄弥・柳下大）。なお現在発売中の月刊デ☆ビュー9月号のD-BOYS＆D2連載に柳下大、土屋シオン、志尊淳が登場。現在公演中の舞台『タンブリング Vol.3』について語っている。