“しゃべる犬”のファンタジー。木根尚登原作の朗読劇『ユンカース・カム・ヒア』が開幕 | ニュース | Deview-デビュー

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2012/07/04 11:01

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“しゃべる犬”のファンタジー。木根尚登原作の朗読劇『ユンカース・カム・ヒア』が開幕

3日、初日を迎えた朗読劇『ユンカース・カム・ヒア〜しゃべる犬と小さなキセキの物語〜』より。ヒロイン・瞳役の仙石みなみ(左)とユンカース役の藤田 玲。 (C)ORICON DD inc.
3日、初日を迎えた朗読劇『ユンカース・カム・ヒア〜しゃべる犬と小さなキセキの物語〜』より。ヒロイン・瞳役の仙石みなみ(左)とユンカース役の藤田 玲。 (C)ORICON DD inc.

 TM NETWORKの木根尚登原作の小説『ユンカース・カム・ヒア』が朗読劇になり、3日、初日公演を迎えた。ヒロイン・瞳役の仙石みなみ、ユンカース役の藤田 玲、そして役者としても出演した木根らキャストが、優しく、温かい世界観のステージをくり広げた。

 3日、初日を迎えた朗読劇『ユンカース・カム・ヒア〜しゃべる犬と小さなキセキの物語〜』は、人間の言葉をしゃべる不思議な力を持った犬、ユンカースが巻き起こす涙と笑いのファンタジーロマン。ごく普通の女子高生・瞳が、ある日、ロンドンからやってきた一匹のシュナウザー犬と出会う。挫折を経験した瞳が、ユンカースを心の支えに、前向きな気持ちを取り戻していく。

 舞台では、木根独特の優しい世界観の音楽や物語をベースに、瞳役の仙石、ユンカース役の藤田 玲を中心にフレッシュな朗読劇を展開。朗読だけでなく、随所で身体を使って役柄の感情を表現した。家族の絆、周りの人を思いやる心の大切さを実感させられる内容に、観客の感動を呼んだ。

 舞台経験はあるものの、朗読劇は初めての仙石は、初日公演を迎えて「めちゃめちゃ緊張して、手の震えを抑えて臨みました。朗読劇って初めてづくしでドキドキの連続です」と、ブログで気持ちを明かしている。

 『ユンカース・カム・ヒア』は、木根尚登にとって処女作『CAROL』に続く小説で、1990年に発表された。当時、同じTM NETWORKのメンバー・小室哲哉が飼っていたシュナウザー犬を描いたファンタジー作品だ。

 朗読劇『ユンカース・カム・ヒア〜しゃべる犬と小さなキセキの物語〜』は、8日まで、ルテアトル銀座で上演。ヒロインはWキャストで、仙石は5日、6日(昼)、7日(夜)に出演。4日、6日(夜)、7日(昼)、8日の公演は、℃-ute・中島早貴が瞳を演じる。

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  • 3日、初日を迎えた朗読劇『ユンカース・カム・ヒア〜しゃべる犬と小さなキセキの物語〜』より。ヒロイン・瞳役の仙石みなみ(左)とユンカース役の藤田 玲。 (C)ORICON DD inc.

  

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