フレンチ・キスのメンバー柏木由紀、高城亜樹、倉持明日香を含む、ワタナベエンターテインメント所属の『ワタナベガールズ』10名が総出演するライブイベント『Watanabe Girls Live 〜久しぶりに全員集合!?〜』が27日、Zepp Tokyoにて開催された。AKB48、アイドリング!!!のメンバーのソロパフォーマンスや、12月28日にデビューするアイドルユニット「ChocoLe」のデビュー曲初披露など、普段観ることができないプレミアムなステージに、来場したのべ5000人のファンは大きな声援を贈った。

　今回で8回目を迎える『ワタナベガールズライブ』は、過去最も大きな会場・Zepp Tokyoで開催。トップバッターにフレンチ・キスが登場、新曲『最初のメール』のイントロが奏でられた瞬間に、満員の観客はヒートアップ。生バンドを従え、各メンバーがそれぞれお気に入りの曲を熱唱するソロコーナーでは、普段とはちょっと違った表情にファンも魅了されていた。最後は出演者全員が集合して、フレンチ・キスの「ある秋の日のこと」を出演者全員で合唱、興奮に包まれたままライブは幕を閉じた。

　終演後、会見に臨んだ柏木由紀は「前回以上に会場も大きくなり、メンバーも増えて、パワーアップした姿を見せられたと思います」と、第1回から出演を続けている『ワタナベガールズライブ』の大きな成長に感慨深げ。大家志津香（AKB48）は「ステージに出たときの歓声が大きくって、何か人気者になった気分で、勘違いしそうでした（笑）。私に会いに来てくれたと思うと、すごく楽しかった」と笑わせ、『Time after Time』のギター弾き語りに挑戦した佐藤夏希(AKB48)も「アイドリング!!!の曲なども歌えて、すごい楽しかったです。個人的に120点の出来でした！」と顔をほころばせた。

　今回初登場した全員14歳のアイドルユニット・ChocoLeには、お姉さんメンバーたちは皆目を細めるばかり。高城亜樹(AKB48)も「衣装も可愛くて、妹みたいな感じで、本当にお人形さんみたいでした！」と絶賛。ChocoLeのメンバー玉川来夢は「すごく緊張して“間違えずに頑張ろう”と思っていたけど、ファンの皆さんのを前にして“楽しんでもらおう”と思えました。先輩もいるから心強かったです」としっかりコメント。この言葉を聞いて、大家は「14歳！やばーい、私その歳で敬語つかえなかったよ（笑）」と言い、柏木も「ステージに立つことの楽しさを感じてるところが素晴らしいの一言！　そして、私たちはこんな歳をとっているんだと感じました…（笑）」と、ChocoLeのフレッシュさに気おされ気味だった。

　今後も9回、10回と続いて行くであろう『ワタナベガールズライブ』だが、新たな挑戦をテーマに臨んでいるメンバーからは多彩なアイデアも。「私は犬を連れて、ドックショーをしたいです！　ファンの皆さんもペット可で、一緒に盛り上がりたいです」（高城）「以前イベントで私がファンの方の間に紛れ込む『ウォーリーを探せ』をやったんですけど、もっと大規模にやってみたいです」（倉持）「韓国でやりたいです！海外進出したい」（佐藤）「全員で歌えるオリジナル曲を作りたいです！みんなでとか作詞したい」（三宅ひとみ）「宙を飛んでみたいです！（笑）『フレンチ・キス』さんが飛んでいるのを見たいです！」（橋本楓）と個性も様々だが、柏木が「それぞれの得意分野を披露出来るステージにしたいですね。私は料理がしたいです！」というと、即座にフレンチ・キスの二人からは「却下で！（笑）」とストップがかけられていた。

　なお、現在発売中の月刊デ☆ビュー12月号にはフレンチ・キス、橋本楓のインタビューを掲載中、また12月1日発売の月刊デ☆ビュー2012年1月号には、ChocoLeのインタビューが掲載される。