流行りモノ調査隊 流行りモノ調査隊
#027 今週の急上昇キーワード(更新日:2008/01/22)
『電車ブーム』
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今回の調査内容
東京近郊77駅を回れ!
3月開業の新しい都民の足
歴史に触れて実車にも触れられる『鉄道博物館』
歴史に触れて実車にも触れられる『鉄道博物館』
鉄道博物館外観。
鉄道博物館外観。
昨年10月、さいたま市に新たな名所がオープンしました。神田にあった交通博物館が諸般の事情によって閉鎖され、後継施設として建設された鉄道博物館がそれ。

 鉄道博物館は、実物の車両や日本最大HOゲージの模型鉄道ジオラマ、運転シミュレーター、鉄道の仕組みを学べるゾーン、列車食堂のメニューを再現したレストランなどを擁し、歴史的に貴重な資料を含めて展示されています。

 今回は、鉄道ブームのひとつとして、この鉄道博物館を案内しましょう。

  鉄道博物館の所在地だが、JR大宮駅からほど近く、大宮駅からシャトルライナーが運行しており、博物館入り口まで直行できる。Suica仕様のカッコいいゲートをくぐり館内へ入場すると、丁度博物館の中央あたりに出る。左右に伸びる館内が見渡せます。

 まずは右手に進んでヒストリーゾーンへ行くことをオススメします。ヒストリーゾーンでは、鉄道の黎明期から現代に至るまでの実車資料36両が展示されているのです。まずはここで間近に迫る車両の迫力に触れて欲しい。中央には「貴婦人」の愛称を持ち、D51形に並ぶ日本を代表する機関車『C57形蒸気機関車』が展示されています。

写真中央は『C51形蒸気機関車』 重要文化財の『1号機関車』
写真中央は『C51形蒸気機関車』
重要文化財の『1号機関車』

  最新型の実車は無いものの、見覚えがある車両も見られました。車両によっては、実際に乗る事ができ、当時の様子の気分を味わうことができます。面白かったのは、満員電車の様子を再現したと思われる密集したマネキン。かつて乗車率210%を誇った(?)埼京線が通るエリアだけに、「こんなもん、毎日経験しとるわ!」という利用客も多そう。

頭だけの新幹線。 これくらいならまだ良い方だと思う。
頭だけの新幹線。
これくらいならまだ良い方だと思う。

  ヒストリーゾーンからメインエントランスに戻るように進むと、右手にレストラン『レストラン日本食堂』が見えてきます。ここではかつての列車食堂のメニューをイメージした食事がウリです。窓際からは、すぐ脇を走る列車も眺められます。

 筆者は、日本食堂で人気のカツカレー(ドリンクつき)¥1,000をチョイス。ここの女性スタッフの制服もどこかレトロで可愛らしい。

カツカレー(ドリンク付き)¥1,000 レトロなメイド風?
カツカレー(ドリンク付き)¥1,000
レトロなメイド風?

  日本食堂の向かい側は、鉄道博物館の目玉の一つでもある運転シミュレーターが設置されています。新幹線やSL、山手線などの在来線を含めて5種類のシミュレーターを設置。実写の風景にリアルな振動を味わえる山手線のシミュレーターが人気だそうで、平日でも30〜60待ちはざら。待たないで乗りたい方は、開館直後を狙う事をオススメします。

SLシミュレーターのみ要予約・有料(¥500) 普段見慣れない新幹線の運転席も再現。
SLシミュレーターのみ要予約・有料(¥500)
普段見慣れない新幹線の運転席も再現。

  シミュレーターを通り過ぎて更に進むと、ラーニングホールが見えてきます。ラーニングホールは1F〜3Fまで「鉄道の仕組みを体験学習する」という共通のコンセプトで統一されているようでした。模型や実物を交えた体験用の設備で、鉄道の仕組みを分かりやすく理解できます。

複雑そうに見える線路のポイントも体験できます。 線路はなぜアノ形なのか?興味深いです。
複雑そうに見える線路のポイントも体験できます。
線路はなぜアノ形なのか?興味深いです。

  ラーニングホールを越えると、屋外の施設に移ります。ここでは、ミニ列車やミニシャトル列車などの、ちびっこが喜ぶエリアとなっています。ミニ列車は小さくスピードは出ないものの、本物のATS-PやATC、信号保安システムを再現した本格的な乗り物で、予約制ですが実際に運転することができます。ミニシャトルは、屋外エリアの端から端まで運行。こちらは無料で乗車可能です。

ミニ運転列車 ミニシャトル列車
ミニ運転列車
ミニシャトル列車

  お次は筆者も密かに楽しみにしていた模型鉄道ジオラマです。場所は2F中央付近。ここでは日本最大のHOゲージ模型鉄道ジオラマが楽しめます。精巧に作られたジオラマは見ていて飽きません。

 解説付きでゆったりみられるナレーション付運転プログラムは要予約ですが、予約運転時間以外は自由に見ることができます。ジオラマスペースの脇にあるキッズスペースからもジオラマが見られます。小さな子供連れの親にとっては、唯一子供を解放できるキッズスペースの存在が嬉しいですね。

ジオラマの列車を走らせるのも面白いだろうなぁ・・・。 ここで遊ばせてる間に休憩しちゃいましょう。
ジオラマの列車を走らせるのも面白いだろうなぁ・・・。
ここで遊ばせてる間に休憩しちゃいましょう。

筆者のカメラではこれが精一杯・・・。
筆者のカメラではこれが精一杯・・・。
3Fに上がると、ビューデッキがあり、鉄道博物館のすぐ脇を走る新幹線を間近に鑑賞できます。筆者は屋上のパノラマデッキから新幹線を待ち、撮影したのですが上手く撮れず・・・。

 取材日当日は天気もあまり良くなかった為、パノラマデッキからの眺めもイマイチ。快晴なら素晴らしい景色が見られる事でしょう。

  筆者は取材の為に駆け足で鑑賞しましたが、それでも十分この博物館の面白さを感じる事ができました。行く前はもっとコアなファンが集う「鉄道ファンの聖地」的なイメージを持っていましたが、意外というか子供を連れた家族が非常に多かったです。そう言えば、男の子は乗り物が大好きですもんね。子供の鉄ちゃんは、子鉄とでも言うのだろうか。

 今回の取材は、鉄道に興味の無かった、いわゆる非鉄の筆者でも非常に楽しむ事ができました。77駅を回るスタンプラリーにはかなり苦労しましたが、それでも出会いや発見があり、通勤電車としてのマイナスイメージだけではない鉄道の面白さみたいなものを垣間見ました。

 筆者個人的に気になっているのは、少し前から話題になっている『駅名キーホルダー』。全国の駅をキーホルダー化していて、めちゃくちゃ数があるようですね。それから冒頭でも少し触れた、アニメ版「鉄子の旅」の主題歌と効果音を担当している『SUPER BELL''Z』。確か筆者が高校生の頃、当時大ヒットしていた『MOTER MAN(秋葉原〜南浦和)』で大爆笑していた事を思い出しました。
MOTO(e)R MAN 鉄子の旅

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2007年10月24日発売
フロンティアワークス FCCM-0210
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