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流行りモノ調査隊 流行りモノ調査隊
#016 今週の急上昇キーワード(更新日:2007/11/13)
『マイマイ運動』
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今回の調査内容
アーティストグッズにも『マイ○○』
2007年『マイ○○』ブームを総括
『マイ○○』でお得!千葉エコラーメンプロジェクト/カレッタ汐留
2007年『マイ○○』ブームを総括
マイ傘袋が売れた京王百貨店
マイカップヌードル!?日清食品
マイバッグで環境大臣賞ローソン
マイ箸でグッドデザイン賞受賞ブレインネットワーク
 ☆マイ傘袋が売れた/京王百貨店
いまやファッション雑貨の一つとして、1階の傘売り場の一角に“定位置”を獲得
いまやファッション雑貨の一つとして、1階の傘売り場の一角に“定位置”を獲得

 雨の日に百貨店やスーパーなどの入り口に用意されているビニールの傘袋に代わる「マイ傘袋」が登場した。

 京王百貨店新宿店では、オリジナル商品を含めた8種類を販売中。価格も1,365円〜3,150円と手頃。梅雨の時期、多い日で1日40枚も売れる隠れたヒット商品となった。

 長い傘と折り畳み傘の両方に対応できるタイプやたたんでコンパクトに携帯できるタイプなどがあり、「使い捨てのビニール袋を使いたくないエコ意識の高まりも感じますが、電車の中などで自分も周囲の人も濡れないようにと、購入されるお客様が多いようです」と、同店広報の杉本健一さんは話している。
 ☆マイカップヌードル!?/日清食品
『カップヌードルリフィル スターターパック』はとリフィル各1食とリフィル専用「マイヌードルカップ」のセット
『カップヌードルリフィル スターターパック』はとリフィル各1食とリフィル専用「マイヌードルカップ」のセット

 今年3月、日清食品の『カップヌードル』に新しい仲間が加わった。『カップヌードル リフィル(詰め替え用)』『カップヌードルシーフードヌードル リフィル(詰め替え用)』及びリフィル専用オリジナルカップ『カップヌードルリフィル スターターパック』を新発売。関東地方1都9県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、山梨県、群馬県、栃木県、茨城県、長野県、新潟県)、および通信販売『日清e-めんShop』で販売中。

 1971年に発売された『カップヌードル』は、お湯を注ぐだけで食べられる利便性が画期的だったが、『カップヌードル リフィル』では、使い捨ての包装容器をなくすことで、エコにつながる新しい食スタイルを提案した。

 さらに、麺や具材、スープのおいしさを損なわずに調理できるように工夫された、専用のプラスチック製「マイヌードルカップ」まで開発。洗って何回も使えるだけでなく、デザイン紙をかえるだけでオリジナルマイカップが作れる楽しみもある。
 ☆マイバッグで環境大臣賞/ローソン
『コンビニecoバッグ』5色セット(900円)
『コンビニecoバッグ』5色セット(900円)

 ローソンでは、レジ袋と割り箸の削減を目指し、“ケータイバッグ”と“ケータイお箸”の運動を4月よりスタート。この“ケータイ運動”と、ケータイバッグ『コンビニecoバッグ』が、「平成19年度 容器包装3R推進環境大臣賞」と「平成19年度わたしがつくったマイバッグ環境大臣賞 奨励賞」をダブル受賞した。

 『コンビニecoバッグ』はペットボトルと弁当がぴったりおさまるサイズで、指定店舗で数量限定配布中(配布店舗や日時はこちら>>)。

 また、11月1日からダブル受賞を記念して新色を含む『コンビニecoバッグ』5色セット(900円)も販売。
 ☆マイ箸でグッドデザイン賞受賞/ブレインネットワーク
5月13日にはギャル社長・藤田志穂を筆頭に『彩箸』を持ったエコパレードも実施された(東京・渋谷で撮影)
5月13日にはギャル社長・藤田志穂を筆頭に『彩箸』を持ったエコパレードも実施された(東京・渋谷で撮影)

 ブレインネットワーク(北海道札幌市)が製作した『彩箸(いろどりはし)』が、2007年グッドデザイン賞を受賞。年間約250億膳が消費されるといわれる割り箸の使用を控え、自分専用の箸の携帯しようと呼びかける「MY-HASHI PROJECT」を推進するため、昨年10月から販売。材料は成長の早い竹を使い、浅葱、藍、ツツジ色など「日本伝統色30色」を、1本250円でバラ売りしている。日本の食文化に欠かせない箸で、“私にもできるエコ”を提案し、色でも遊べる点が評価された。

 売り上げの1割は環境団体や慈善活動に寄付しており、昨年度は能登半島地震で被災した石川県輪島市に約56万円を贈った。
11年目のマイカップ/スターバックスコーヒージャパン
定番のロゴタンブラー。何回かのモデルチェンジを経て、いまはこの形
定番のロゴタンブラー。何回かのモデルチェンジを経て、いまはこの形

 外出先に自分用のコップ「マイカップ」を持参したり、預けたりすることで、紙コップの使用量を減らそうとする動きも広まっている。

 その“走り”といえるのが、コーヒーチェーン、スターバックスコーヒーのタンブラーだ。

 同社広報によると、「1996年8月に日本1号店=銀座松屋通り店がオープンした当時から、繰り返し利用できるタンブラーを販売していました」とのこと。もともとは、コーヒーをある程度の時間にわたり保温・保冷しておいしく飲めるようにと製品化されたもので、当初から容器持参で20円割引のサービスを行っていた。

 それがエコにつながると注目され、ほかのコーヒーチェーンでも同様の割引サービスを導入したり、Jリーグの各クラブがスタジアムの売店でタンブラーを販売したり、スポーツ観戦の場にも広がっていった。

 タンブラー自体がコレクションアイテムになっている点にも見逃せない。スターバックスコーヒーでは年に10回ほど季節限定デザインを販売。集めること自体が楽しみになり、マイカップをファッション感覚でも楽しめる。

 『マイ○○』のための商品に共通するのは、機能性+オシャレ+楽しみ。それがエコロジーにつながっていく。

 マイストロー、マイおしぼり、マイ爪楊枝、マイブックカバー、外泊の時にはできるだけマイ歯ブラシ・マイちり紙、マイスリッパなど。あなたも楽しみながら、オシャレな『マイ○○』を始めてみてはいかかでしょうか?
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