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(更新: ORICON NEWS

憧れの「薪ストーブ」生活を手に入れた30代夫婦の“嬉しい”誤算「住むことがゴールではなくスタートだった」

「家に1分1秒でも早く帰りたくて帰り道を爆走する日々です」。そう話すのは30代の会社員kumaさん(@kuma_camp)。昨年末、アウトドア好きが憧れる住宅ブランド「BESS(ベス)」でマイホームを建てた。都市部にも馴染むモダンな“木の家”には念願の「薪ストーブ」も導入。SNSで新居を公開すると「羨ましい」「めちゃくちゃかっこいい」のコメントが相次いだ。入居から2ヵ月、30代で素敵ライフを手に入れたご夫婦に話を聞いた。

愛読誌で衝撃の出会い「なんだこの遊び心しかない家は!」

 昨夏、自身と同じくキャンプとアウトドアが好きなご主人と結婚したkumaさん。それからわずか半年後、憧れの「BESS」での新婚生活が始まった。新居はガルバリウム鋼板の外壁と自然材の調和がスタイリッシュな一軒家。室内は秘密基地のようなログハウス調だ。

――戸建てマイホーム購入までの経緯を教えてください。

【kuma】 私たちが愛読しているアウトドア雑誌に、よく「BESSの家」が掲載されていて、「なんだこの遊び心しかない家は!」と衝撃を受けたんです。当時住んでいた場所の近くに展示場があったので、遊びがてら見学に行ったところ、その魅力にどんどん惹かれて…。帰る頃にはBESS会員になっていました(笑)。そこからはとんとん拍子で…。

BESSの人気モデル「ワンダーデバイス」で建てたご自宅。(写真/本人提供)

BESSの人気モデル「ワンダーデバイス」で建てたご自宅。(写真/本人提供)

――急展開ですね(笑)。それにしても、ウッディながらモダンさもあって本当に素敵です。こだわりは?

【kuma】 我が家はワンダーデバイスというモデルなのですが、この家のコンセプトが「挑む装置」なので、家でアウトドア感覚が味わえて、生活感のない遊び心のある空間にすることで、いつまでも飽きがこない楽しむ家にしたいなぁ〜という想いで家づくりをしました。

――近年大人気の「薪ストーブ」のある生活はいかがでしょうか。

【kuma】 メリットだらけだと感じます。インテリアとしてもカッコ良いですし、薪火でお料理だって出来ちゃいます。そしてなにより日々自然の火を見て癒されていますね。薪ストーブで家全体が暖まるので、部屋干しでも半日で洗濯物が乾いたり、光熱費の節約にもつながります。薪ストーブのおかげで、入居して未だエアコン暖房を付けずに快適に過ごせています。

kumaさんご夫婦。結婚式の食事も”キャンプ飯”を採用するほどキャンプ好きなお二人。(写真/本人提供)

kumaさんご夫婦。結婚式の食事も”キャンプ飯”を採用するほどキャンプ好きなお二人。(写真/本人提供)

――2月でもエアコン暖房なしで大丈夫とは驚きです。見た目も機能も大満足とのことですが、あえてデメリットをあげるとしたらどのような部分ですか。

【kuma】 導入時の初期コストが圧倒的にかかることです。もちろん、毎シーズン事のメンテナンスも必要になります。それと大量の薪が必要になるので、楽しんで薪活(薪を集めたり作ったりすること)が出来ない方はかなり苦痛かもしれません。ホームセンターや燃料販売店でも購入できますが、1日数十キロ消費するので費用がかかってしまいます。

――初期コストや維持費は「薪ストーブ」購入希望者の最も気になる部分です。具体的には…

【kuma】 薪ストーブの価格は工事費込みで約140万円でした。毎月の維持費は薪代として数千〜1万円くらいです。今は薪屋さんから購入していますが、今後は薪活予定なので、維持費0円を目指しています(笑)。
  • これがご自宅!?まるで映画や雑誌の世界…。(写真/本人提供)

    これがご自宅!?まるで映画や雑誌の世界…。(写真/本人提供)

  • デッキに積まれた薪すら絵になる!(写真/本人提供)

    デッキに積まれた薪すら絵になる!(写真/本人提供)

「木の家」の魅力は「コツコツと自分たち色に染めていく楽しみがあること」

――ご自宅のシンボルはなんといっても「薪ストーブ」だと思いますが、その他にお気に入りのスポットはありますか。

【kuma】 私は、玄関入って正面に広がる土間空間です。2人の趣味がキャンプなのですが、大量のキャンプ用品を出し入れするのに大変便利で気に入っています。以前はアパートの2階から運んでいたので…。それを考えるとだいぶ楽になりました。
  • DIYした靴棚と土間。キャンプ用品がズラリ!(写真/本人提供)

    DIYした靴棚と土間。キャンプ用品がズラリ!(写真/本人提供)

――ご主人はいかがですか?

【kumaさん夫】 外のデッキと広くはないですがその前の庭(木々)です。庭の木々は妻が選んだのですが、これから1年で葉っぱが生えたり、実がなったり、四季を感じることができるのを楽しみにしています。春になったら、七輪で焼き鳥を焼いて、デッキで机を広げて友人を呼んでビールを飲むのも楽しみにしています(笑)。

――入居から2ヵ月、過ごしやすさ暮らしぶりはいかがでしょうか。


【kuma】 住むことがゴールではなく、スタートでした。住み始めてから靴棚に始まり、キッチンやキャンプ道具の収納棚など、DIYづくしでまだまだゴールが見えません(笑)。ですが、それが辛いのではなくコツコツと自分たち色に染めていく楽しみが「木の家」の魅力だと思います。これから春になると芝張りをしたり薪棚を作ったり、スローライフとは夢のまた夢ですが、数年後には我が家らしい「BESS」にするのが現在の目標です。

――木の家はカスタマイズや経年劣化を楽しむのもひとつの醍醐味ですよね。

【kuma】 無垢の木をふんだんに使っているので、経年劣化を感じやすいですが、考え方を変えればこれもまた「味」なんですよね。私たちも歳をとれば、どこかメンテナンスが必要になるように、家も同じです。たっぷり手間と愛情を注いでメンテナンスしてあげたいです。何十年後かにはきっと、木の味わい深さが今よりぐんと増し、それが生きてきた証として残ります。そんな我が家で、家族と他愛もない日々を過ごせていたのなら、それでもう十分じゃないかな、と思います。

――今後、家づくりを考えている方へのアドバイスはありますか。

【kuma】 家づくりは本当に決める事がたくさんあります。家を建てると決めた時から、どんな暮らしぶりがしたいかを明確にしておくと、スムーズな家づくりが出来るのではないでしょうか。ご家庭ごとに予算もあると思うので、こだわる所はとことんこだわって、多少妥協できる所との区別をしておくと良いと思います。自分達の家ですが、的確にアドバイスもくれたので、気の合う営業の方に出会うのも、マイホームを後悔しないためのポイントかもしれません。
  • 無骨さがいい室内の電気スイッチ。(写真/本人提供)

    無骨さがいい室内の電気スイッチ。(写真/本人提供)

  • 外の水回りもセンスが光る。(写真/本人提供)

    外の水回りもセンスが光る。(写真/本人提供)

  • 2階洋室。

    2階洋室。

  • 2階主寝室。

    2階主寝室。

【kuma家DATA】
千葉県/共働きご夫婦(妻30歳、夫34歳)
延床面積 32.8坪(108.47u)
1階…LDK、wic、土間
2階…ロフト、洋室2
▼Instagram
@kuma_camp

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