ORICON NEWS

第二章の幕開けとなる2ndアルバム『Drop』発売、 AMEFURASSHI「”可憐な大人”への成長に注目してほしい」

2ndアルバム『Drop』を発売したAMEFURASSHI

2ndアルバム『Drop』を発売したAMEFURASSHI

 グループ名の表記を“アメフラっシ”から“AMEFURASSHI”に一新し、アイドルからアーティスト色を強めた彼女たちの2ndアルバム『Drop』が、5月24日に発売される。今作は、現在のAMEFURASSHIの方向性を決定づけた既発シングル『BAD GIRL』と『SENSITIVE』の収録曲に新曲5曲を加えた全11曲。“AMEFURASSHI第一章”の集大成かつ第二章の幕開けともなる、入門書としても最適な内容となっている。ガールクラッシュなカッコよさが増して、ブレイクを射程内に捉えた4人に、アルバムやグループへの思いや自分に関することなど、大いに語ってもらった。

リード曲『DROP DROP』は今のAMEFURASSHIを一番わかってもらえる曲です

 アルバムの発売に先がけ、4月にリード曲となる『DROP DROP』のMVが公開された。この曲は昨年11月発売の『SENSITIVE』収録曲だが、第二期AMEFURASSHIの名刺代わりにふさわしい楽曲として、今回リード曲に“昇格”。

――楽曲発表からしばらく経ってのMV撮影でしたが、ちょっとドッキリを疑ったとか(笑)?
愛来 『SENSITIVE』では表題曲じゃなかったので、今回撮ることになったって聞いても、軽いモノだと思ってたんですよ。
小島はな そしたら、今までで一番すごいことになってて…。結婚式場で撮ったんですけど、めちゃめちゃ豪華な所で、着いたときに「えっ、ここ!? 間違ってない!?」ってちょっと心配になりました(笑)。
鈴木萌花 今回、初めてダンサーさんが付いたことも驚きで。私たちはバックダンサーも経験してるから、どのぐらいすごいことかわかるので、信じられないぐらい嬉しかったです。

――オープニングで4人で歩いてくるところからガールクラッシュ全開で、すごくカッコいいMVですよね。
市川優月 ありがとうございます! 今のAMEFURASSHIを一番わかってもらえる曲だと思います。今までの私たちの“ザ・かっこいい”ってMVより、ちょっと大人びたというか、成長も感じられるので、そこにも注目してほしいです。

愛来 - AIRA -

愛来 - AIRA -

――もう1つのリード曲になる『Blue』は、真逆な感じですよね。
愛来 MVでは大人っぽい表現を求められて、個人的には苦戦したんですけど、この曲も今までよりもう一歩先の大人っぽさがある魅惑的な雰囲気です。
市川優月 今までが“カッコいい大人っぽさ”だとしたら、これは“可憐な大人”というか。

――アルバムの中で一番お気に入りの曲を教えてください。
市川優月 私は『Blue』です。『DROP〜』や『BAD GIRL』『SENSITIVE』で得た引き出しがあるからこそ歌えた曲です。昔の自分じゃできなかった表現や、成長した今だからこそできる振りつけ―私の中では、どれだけ成長した姿を見せられるか、という勝負曲です。
愛来 『UNDER THE RAIN』です。私は歌詞を重視するんですが、“涙もたくさん流して、悔しい思いもして、でもこれからもみんなに笑顔になってほしい”という内容が私の気持ちにぴったりハマりました。プラス、ちょっとエモい感じで。そういう曲を私たちが歌えるようになったのも嬉しいし。聴いてる人の背中を押せたらいいな、という気持ちを込めてレコーディングしました。
小島はな 『Drama』です。今どきな感じで女性にも人気が出そうな曲です。すごい高音のソロパートがあるんですけど、どうしても出なくて、家のお風呂でも練習してて、ひっくり返った声が外まで丸聞こえだったらしいです(笑)。レコーディング当日、メンバーが録ってる間も必死で練習して、何とか歌えました。すごくがんばったんで、ゼヒ聴いていただきたいです。
鈴木萌花 私は『ARTIFICIAL GIRL』。ノリが良くて、メロディーもすぐに頭に入ってきました。だから、みなさんも覚えやすくていいんじゃないかな。歌の途中の「イェイ!」という部分も楽しんでレコーディングできた曲です。

市川優月 - ICHIKAWA YUDUKI -

市川優月 - ICHIKAWA YUDUKI -

――AMEFURASSHIは、音楽のジャンルの幅広さも魅力ですよね。
市川優月 私たち結構欲張りなんで、1つのジャンルに決めずに幅広くやっていきたいです。
愛来 『DROP〜』みたいなカッコいい路線を極めていきたいんですが、ポップで面白味のある曲や、普段の私たちの元気でふざけ合ってる感じが見える曲もやってみたいですね。あと、作曲にも少し興味があります。浮かんだメロディーを鼻歌で携帯に残してるので、いつかカタチになったらいいなぁ、と。歌詞の内容も自分たちの気持ちを歌った方が、聴いてて共感しやすいと思うし、これからは少しずつでも曲作りやライブにアイデアを出したりして積極的に参加していけたらいいと思っています。

男女問わず響く、ライブのかっこよさ「歌もダンスもパワフルです」

――皆さんのカッコよさは、女子にも絶対響くと思うんですよね。
全員 そうなんですよ!!
愛来 最近、女性のファンが増えてきました。
鈴木萌花 女の子は、うちわを作って応援してくれるんですよ。私たちのライブはペンライトが中心だったから、今まで見たことない景色で嬉しいです。
小島はな 女の子から憧れの存在になれてることが嬉しいですね。
鈴木萌花 こないだ、初めて観に来てくれた子が、私の前でちょっと震えながら「(会えて)嬉しい〜」って泣いちゃったんですよ。私も初めての経験でびっくりしたけど、そんなに好きでいてくれたんだ、って感激しました。

小島はな - KOJIMA HANA -

小島はな - KOJIMA HANA -

――では、自分が考えるAMEFURASSHIの武器と自分自身の武器を教えてください。
小島はな グループの武器は、歌もダンスもパワフルなところ。ライブもすごくカッコいいと自負してます。パワフルなだけじゃなくてバラードではしっとりと落ち着いて歌える、そんな(多面的な)ところも他とは違う私たちの強みです。自分の武器は継続力。途中で投げ出すことはほとんど無いです。続けないと成功も無いと思ってるので。

鈴木萌花 - SUZUKI MOEKA -

鈴木萌花 - SUZUKI MOEKA -

――その継続力はツイッターの「毎日ものまね」(※小島はなさんはツイッターの個人アカウントで毎日ものまね画像や動画をアップしている)にも生かされてますよね(笑)。
小島はな そうですね(笑)。スタッフさんに提案されて始めて、もうすぐ1年になるんですが、やめるタイミングを完全に失ってます(笑)。
愛来 私たちの武器は楽曲です。私たちの最近の曲はJ-POPでもK-POPでもない新しいジャンルに挑戦してると思うので。私自身の武器はダンスかな。ダンスが大好きで、K-POPアイドルのダンスをコピーしたりHIPHOPダンスの動画を見たり…1人でもいっぱい練習してます。
鈴木萌花 AMEFURASSHIは、アイドルの曲は聴かない、って方にも気に入ってもらえるグループだと思ってます。私も普段好きなのはアーティスト系なんですけど、AMEFURASSHIの曲は聴きたくなるんです。曲のタイプも様々だからどんな人にもハマるし、友達にもオススメしやすいと思います。私の武器は…ギターが弾けること? SNSや配信で弾いてる姿を見て興味を持ってくださる方もいるんですけど、それがグループに還元できてるのかわからなくて…。
愛来 楽器ができるのは武器だよ。
小島はな ライブで、萌花のギターで『Lucky Number』を歌ったことがあるんですけど、いつもとは雰囲気がガラッと変わって楽しかったし、お客さんにも大好評だったんで、またやりたいです。
市川優月 私が考えるグループの武器は、ライブが楽しいこと。私たちとお客さんの信頼関係が厚くて、一緒に作っていく空気感が好きだし、何回来ても毎回違う“今だけ感”が魅力です。私の武器は“伸びしろ担当”として、成長過程も応援できることです。

――(ここで3人から「それがアリなら私たちもそれがいい!」とブーイングが。しばらくモメる)3人が納得しないので(笑)、“伸びしろ”以外の武器を…。
市川優月 だったら……声が通ることですかね。私、自分の声が好きじゃないんですけど、3人からは、「それは歌手にとってすごくいい武器だよ」って言われるので。
愛来 特典会のとき、ゆづの声が通りすぎて目の前のファンの人の話が聞こえなかったり、列の最後尾までゆづの会話が聞こえちゃうぐらいなんですよ(笑)。
市川優月 私としては、めっちゃ声を抑えて話してるつもりなんですけどね…。

ホールクラスの会場を毎回完売させられる 人気グループになりたいです

――現在、東名阪で2度目のツアー中ですね。
小島はな 声援が聴けないのは残念ですけど、私たちのライブは声が出せなくてコールとかができなくても楽しんでいただけるので、盛り上がってます。
鈴木萌花 一緒に踊ったりとかで。
市川優月 コールが無い分、初めての方も疎外感を感じないで楽しめてるんじゃないかな。
愛来 昔の曲は特に発表当時よりも歌もダンスもうまくなってるので、ライブでゼヒ今の成長した姿を観てほしいです!

――全国ツアーの次の目標は?
愛来 ホールツアーができたらいいですね。
市川優月 AMEFURASSHIが一番好き! って、他と重なっても私たちのライブを選んでくれる人が増えたら嬉しいです。
小島はな そして、ホールクラス完売が当たり前になれるように。がんばります!
sponsored by 株式会社ロックフィールド

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索