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嫌われない愛煙家、千鳥・大悟が思う必要な距離「僕のことはどう思われても、これ以上たばこが嫌われるのは嫌」

大悟

 世間のたばこへの風当たりは年々強くなり、一般人はもちろん、イメージを気にする芸能界でも喫煙者は減少しているようだ。そんな中、好感度を落とすことなく愛煙家として認められていると言えるのが、千鳥の大悟だ。吸う人と吸わない人の共存を目指すWeb動画CM『スーシャルディスタンス』にも出演し、たばこへの考えも新たにしたという。そんな大悟に、喫煙者には生きづらい現在の風潮、たばこ愛を聞いた。

ゴルゴ風ヘアにノブの反応は? 吸う人と吸わない人の“距離”の大切さを実感

  • 「2人のG」篇

    「2人のG」篇

 Web動画CM『スーシャルディスタンス』(JT)は、たばこを吸う人と吸わない人が気持ち良く過ごせるちょうどよい距離(ソーシャルディスタンス)をとろうというメッセージを「吸う」をもじって伝えるユニークな内容。2020年からスタートしたこのキャンペーンでは、これまでに大悟のほか、今田美桜も出演。この11月からは、大悟が『ゴルゴ13』のデューク東郷と共演する新作も公開されている。

――今回、『ゴルゴ13』のデューク東郷との共演はいかがでしたか?

大悟 楽しかったですよ。まさかゴルゴと共演、会話ができる日が来るとは…。『ゴルゴ13』は移動の新幹線や飛行機の中でよく読ませていただいた作品ですし、ゴルゴも愛煙家。僕自身も先頭に立ってたばこを吸っているタイプですから、とてもありがたい企画でした。

――ゴルゴ風のヘアも似合っていますね。

大悟 でもこれ、ノブが見たら「ズラを取れ!」って言うでしょうね。僕がやってたら単なる角刈りですし、見た目がミルクボーイとかぶってしまいますから(笑)。

――『スーシャルディスタンス』に出演してから、大悟さんの中でたばこに対する考え方などは変わりましたか?

大悟 子どもの頃は、家でオヤジも吸っていましたし、そういう感覚はあまりなかったんですけど、最近になって考えるようになりました。やっぱり、吸わない人は煙を嫌がるだろうし、僕としても嫌な思いをさせてまで吸うのは気が引ける。喫煙所だけで吸う、分煙のルールを守るとか、お互いがきちんと距離を取れれば、迷惑をかけることもなくなるんじゃないかと。このCM以前から、そのあたりは気をつけるようになっていました。

――双方が快適に過ごせるように、意識しているんですね。

大悟 そうですね。僕のことはどう思われてもいいですけど、これ以上たばこが嫌われるのは嫌なんで。

仕事場でも町でも喫煙所が減少、それでもたばこを吸い続ける理由とは?

大悟

――とはいえ、昨今はその喫煙所もずいぶん減りました。愛煙家としては困りませんか?

大悟 いや、ほんと困りますよ。僕の場合、仕事の現場へ行った時に、最初にする作業が喫煙所を探すことなんですね。でも、それでも喫煙所がない所があるんですよ。

――プライベートで街を歩いていても、喫煙所探しは大変ですよね。

大悟 大変ですね。別にコーヒーを飲みたいわけでもないのに、たばこ吸うために喫煙スペースのある喫茶店に入るとか(笑)。でも、それすらない街も増えてきたので、そういう場所には自然に足が向きづらくなっちゃいましたね。一応、僕、どの街でもたばこが吸えるお店や喫煙所は把握しているんですけど(笑)。

――喫煙者には厳しい状況ですが、それでも大悟さんがたばこを吸い続ける理由は?

大悟 変な考え方なんですけど、やっぱり“火がついているもの”を持っている方が格好いいじゃないですか。

――火? やけどするような危険な男、という意味ですか?

大悟 そうなんでしょうね。だって、ぼーっと立っている男より、松明(たいまつ)を持っている男の方が格好いいと思いません? 

――ええ…(困惑)。

大悟 理由は僕もよくわかりませんけど、その感覚です。別に松明を振り回しているわけじゃないし、ちゃんとしかるべき場所で松明に火を付けて立っているだけなら、迷惑にはならないんじゃないかな。

――火気厳禁の場所では、決して火を付けないですもんね。

大悟 そうです!

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