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吉沢亮、来年1月に主演舞台 渋沢栄一から“憧れの”ダークな役に挑戦 「観客に刺さるよう」臨む

「少し忙しいくらいがいい」仕事に対する考え方

 14日にスタートを切ったNHK大河ドラマ『青天を衝け』は、初回視聴率が13年放送の『八重の桜』以来となる20%の大台に到達。吉沢のもとにも、多くの連絡が届き「やっぱり大河はすごいなと。いろんな世代の方が見ていますから、反響もおもしろいです。朝ドラに続き、広い世代の方に見られる作品に出させていただけているのはうれしいです」と感謝する。

 1月に行われたリモート取材会では「いまの吉沢亮では太刀打ちできないところがある」と1年間やりきる難しさも語っていたが、「技術的な部分もですが、体力的にもしんどいときに『当たり前のことを普通にやる』ということがあまりにも大変です。僕ひとりではどうにもならないこともあり、周りの方と作り上げて盛り上げていっています。本当に周りの方たちに頼りっぱなしですね」と周囲のサポートを得ながら、着実に撮影をこなしていると明かした。
 一方で「新しい扉は開いている」とも話していた吉沢。“新しい自分”について明確に見えるものはないが“基礎の大切さ”を身にしみて実感しているという。「大河ドラマはその瞬間の爆発力だけでは乗り越えられない。体力、基本的な演技力がないと。そういうものをあらためて磨ける場なのかな、という気もします。成長している姿を見せていきたいです」と話す。

 自身の性格について、どんどん次の作品へ切り替えていくタイプと分析する吉沢だが『青天を衝け』については「わからないです(笑)。これまでの積み上げがあって出させていただいた作品ですから。いろんな思いがある作品なので、終わったときにどのように振り返ることができるか楽しみです」とやりきった後に見える景色にも期待する。
 大河ドラマの撮影から、稽古期間も含めるとノンストップで本作に突入する。「絶対休みたいと言うと思いますが(笑)」と苦笑しつつも、「休んだら休んだらで、ゲームして漫画読んで、本当に何もしないので。健康的にも精神的にも少し忙しいくらいがいい。体力は絶対使うことになるので、大河でバキバキに鍛えて、最後まで走り抜けられるように頑張ります」と意気込む吉沢。大河ドラマを経験し、俳優としてどのような成長を遂げるのか、期待が高まる。
◆吉沢亮(よしざわ・りょう)1994年2月1日生まれ 東京都出身
2011年から放送された『仮面ライダーフォーゼ』の朔田流星/仮面ライダーメテオ役で注目を受ける。その後も『リバーズ・エッジ』(18年)『キングダム』(19年)など多くの話題作に出演。公開待機作は『東京リベンジャーズ』など。放送中の大河ドラマ『青天を衝け』では主人公・渋沢栄一を演じている。
◆舞台『マーキュリー・ファー Mercury Fur』
【演出】白井晃
【出演】吉沢亮、北村匠海ほか
【日程】2022年1月〜3月
【会場】東京(世田谷パブリックシアター)、長野(松本)、新潟、兵庫(西宮)、愛知ほかツアー公演あり。

◆ストーリー
ボロボロの部屋にエリオット(吉沢)とダレン(北村)の兄弟がやって来る。2人は急いでパーティの準備にとりかかる。そこに青年がひとり偶然顔を出し「バタフライ」がほしいので手伝うと言う。しばらくするとローラと呼ばれる美しい人物と、パーティの首謀者らしき男が謎の婦人を連れてやってくる。彼らの関係は…?そして彼らの会話の中で語られる、バタフライの秘密とは…?やがて、きょうのパーティゲストが到着するが、用意した「パーティプレゼント」に異変が起きて、事態は思わぬ展開に…。

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