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いつでも振り返れ『エール』

第7週「夢の新婚生活」(第31回〜第35回:2020年5月11日〜5月15日)

裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)の新婚生活がスタート(C)NHK

裕一(窪田正孝)と音(二階堂ふみ)の新婚生活がスタート(C)NHK

■専属作曲家として、壁にぶち当たる裕一

 福島の家族に反対されながらも東京に出てきた裕一は、家探しの折にたまたま入った喫茶店「バンブー」で紹介してもらった家で、音との新婚生活をスタートさせる。また、裕一のコロンブスレコードの専属作曲家としての仕事もはじまる。ディレクターの廿日市誉(古田新太)に、同期の作曲家・木枯正人(野田洋次郎)と一緒に職場を案内された裕一は、さっそく作曲を依頼される。

コロンブスレコードの専属作曲家として仕事を始めた裕一(窪田正孝)と木枯正人(野田洋次郎)(C)NHK

コロンブスレコードの専属作曲家として仕事を始めた裕一(窪田正孝)と木枯正人(野田洋次郎)(C)NHK

 契約から半年。何曲書いても採用に至らず、落ち込む裕一と木枯。契約金は印税の前払い金で、曲が売れないと全額返さなければならない」という話を同期の木枯から聞き、がく然とする。

 ある夜、裕一は木枯を連れて帰宅。二人は、お互いの育った家庭環境の話をし、家を捨てて音楽の世界に飛び込んだという境遇が同じだと分かり、共感を覚える。

同期の作曲家・木枯(野田洋次郎)と親交を深める裕一(窪田正孝)(C)NHK

同期の作曲家・木枯(野田洋次郎)と親交を深める裕一(窪田正孝)(C)NHK

■プリンスとの出会いと、旧友との再会

 一方、音楽学校で学生生活をスタートさせた音は、夢に向かってはりきっていた。ある日、オペラ実習の授業中、教室の後方の窓から現れたのは、「プリンス」と呼ばれている上級生(山崎育三郎)。音の良きライバルとなる夏目千鶴子(小南満佑子)と二人で歌を披露し、圧倒的な歌唱力に音は感動する。

歌手を目指して音楽学校に通い始めた音(二階堂ふみ)(C)NHK

歌手を目指して音楽学校に通い始めた音(二階堂ふみ)(C)NHK

 ある日の昼休み、ベンチに一人でいた千鶴子に話しかけた音。「才能がうらやましい」と話すと、千鶴子は「努力もしないでうらやむだけの人って理解できない」と突き放す。

音(二階堂ふみ)の良きライバルとなる夏目千鶴子(小南満佑子)(C)NHK

音(二階堂ふみ)の良きライバルとなる夏目千鶴子(小南満佑子)(C)NHK

 そんな中、木枯の曲が初めてレコードになると聞いて、祝福の思いと先を越されたという思いで、複雑な気分になる裕一。一方の木枯も、レコーディングで自分の思ったようにならず、気晴らしに夜のカフェーに裕一を誘う。女給たちの接客を受けて動揺する裕一だったが、木枯は「大衆が求める歌を作るには、大衆を知らなきゃ始まらない」と話す。

木枯(野田洋次郎)に誘われ、夜のカフェーにやってきた裕一(窪田正孝)(C)NHK

木枯(野田洋次郎)に誘われ、夜のカフェーにやってきた裕一(窪田正孝)(C)NHK

 帰宅した裕一は、服に付いていた口紅から、カフェーに行ったことが音にバレて、大ゲンカ。そんな折り、音は喫茶「バンブー」でプリンスと会っていた。歌唱法について相談をしていたところに、裕一がやってきて、店主の恵(仲里依紗)と保(野間口徹)はヒヤヒヤ。

服に付いていた口紅から、カフェーに行ったことが音(二階堂ふみ)にバレて、大げんかに(C)NHK

服に付いていた口紅から、カフェーに行ったことが音(二階堂ふみ)にバレて、大げんかに(C)NHK

 しかし、プリンスこと佐藤久志は、裕一の小学校の同級生だった。思いがけず久々の再会を果たした二人。裕一がレコード会社の専属作曲家になっていると聞いた久志は、自分の目は正しかったと話す。曲が採用されない裕一に、「いつか必ず道は開ける」と久志は励ますが、その機会は訪れないまま、さらに半年が流れて…。

音(二階堂ふみ)は音楽学校のプリンスこと佐藤久志(山崎育三郎)に、歌について相談する(C)NHK

音(二階堂ふみ)は音楽学校のプリンスこと佐藤久志(山崎育三郎)に、歌について相談する(C)NHK

■作曲家・小山田耕三と夢の初対面も心労が重なって

 廿日市から来季の契約料を今の半額にすると告げられる裕一。それを知った音は、会社への怒りが爆発。自ら交渉しに、廿日市のもとへ駆けつける。そんな音の行動力のおかげで契約料はそのままということで交渉成立する。そこで、音は、裕一の契約が、日本を代表する作曲家・小山田耕三(志村けん)からの推薦で決まったことを知る。

契約料の件で廿日市(古田新太)と交渉する音(二階堂ふみ)(C)NHK

契約料の件で廿日市(古田新太)と交渉する音(二階堂ふみ)(C)NHK

 音から話を聞いた裕一は、ある日サロンで偶然見かけた小山田に意を決して話しかけるが、あらためて自分がまだ曲を出せていない現実に直面する。早く結果を出さないと小山田の顔に泥をぬることになると、とりつかれたように仕事に没頭する裕一。一方、音(二階堂ふみ)は音楽学校の記念公演「椿姫」の主役選考会にチャレンジすることに。

サロンで偶然見かけた小山田(志村けん)に意を決して話しかける裕一(窪田正孝)(C)NHK

サロンで偶然見かけた小山田(志村けん)に意を決して話しかける裕一(窪田正孝)(C)NHK

 音の選考会一次審査当日。裕一は心労が重なり倒れてしまう。心配する音を、裕一は選考会へ行くように促した。遅刻気味で駆けつけた音を、千鶴子や久志がフォローし、選考会で歌うことができた音は、無事、一次審査を通過する。その後、音は久志に裕一の現状を話すと、久志は「僕に任せて」と一言。数日後、裕一の家になぜか早稲田大学応援部が押しかけてくる。

音(二階堂ふみ)は音楽学校の記念公演「椿姫」の主役選考会にチャレンジする(C)NHK

音(二階堂ふみ)は音楽学校の記念公演「椿姫」の主役選考会にチャレンジする(C)NHK

■野田洋次郎、山崎育三郎、小南満佑子が本領発揮

 木枯役の野田は、人気ロックバンド・RADWIMPSのほぼすべての楽曲の作詞・作曲を担当するアーティスト。第31回で、裕一が頼まれた「ちょいぽい戀(こい)唄 第二」の歌詞にさらっとメロディーをつけたのは野田自身だった。第33回では、カフェーでギターの弾き語りを披露。演奏していたのは古賀政男作詞作曲の昭和の流行歌「影を慕いて」。ワンコーラスしっかり聴かせてくれた。

 第32回では、久志役の山崎と千鶴子役の小南がオペラ「ドン・ジョバンニ」を熱演。2人ともミュージカルで活躍しているが、今回はイタリア語での歌唱ということで、練習を重ねて撮影に臨んだという。
  • 木枯正人(野田洋次郎)(C)NHK

    木枯正人(野田洋次郎)(C)NHK

  • (写真左)夏目千鶴子(小南満佑子)(C)NHK

    (写真左)夏目千鶴子(小南満佑子)(C)NHK

  • 佐藤久志(山崎育三郎)(C)NHK

    佐藤久志(山崎育三郎)(C)NHK

■第7週の気になる登場人物たち

  • 喫茶バンブーの恵(仲里依紗)と保(野間口徹)(C)NHK

    喫茶バンブーの恵(仲里依紗)と保(野間口徹)(C)NHK

★梶取保:野間口徹
 喫茶バンブーを妻の恵と経営している。コーヒーのいれ方にはこだわりがある。裕一、音の相談相手になる。

★梶取恵:仲里依紗
 喫茶バンブーで夫の保と働く。ときどき語る自分自身の過去の経歴は、夫も知らないことが多いという謎の女性。

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