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実写よりもリアル? “超実写版”『ライオン・キング』の魅力を対談形式で徹底解説

 2回に分けて、ディズニー好きモデル・minmamとAVライター・折原一也氏による”超実写版”『ライオン・キング』対談を配信してきた。3回目となる今回は、AVライター・折原一也氏 に、4K UHD版の映像の美しさのワケや、オススメのシーンなど、専門的な目線で、且つわかりやすく解説してもらった。

<第一回>11月19日公開

ディズニー好きモデル・minmam×AVライター・折原一也氏 対談 〜前編〜
<第二回>11月25日公開
ディズニー好きモデル・minmam×AVライター・折原一也氏 対談 〜後編〜
<第三回>12月2日公開
AVライター・折原一也氏 4K UHD版『ライオン・キング』解説

肉眼に近い奥行きを感じることができる4K UHD版では、自宅にいながらにしてサバンナにいる感覚を味わえる

――そもそも4K UHDというメディアはどのようなものなのでしょうか?
【折原氏】映像が他のメディアよりも圧倒的に美しいのはもちろんですが、細かい部分も鮮明に映すことができます。たとえば“超実写版”『ライオン・キング』ではひとつのシーンに多くの動物が登場しますが、シンバやナラ、ムファサといったメインキャラクターの他にどんな種類の動物がいるのかしっかり確認することができます。

――ブルーレイでも十分キレイだと思っていたのですが…相違点についても教えて頂けますか?

【折原氏】4K UHDはブルーレイの4倍の解像度で収録してますので、そのぶん高画質だと言えます。明るさの範囲を“ダイナミックレンジ”と言いますが、4K UHD には通常のダイナミックレンジであるSDRを大幅に拡張したHDRという技術を取り入れているので、SDRの100倍の明るさを表現できるんです。そこが大きく違います。
  • 光の表現もリアル

    光の表現もリアル

――そのHDR を最大限に生かした技術は“超実写版”『ライオン・キング』でも確認できますか?

【折原氏】mamさんがおっしゃっていたハイエナの住処のシーンは、特に暗いなかの情報の見え方で違いが確認できると思います。『ライオン・キング』では物語のなかでも、時間の流れに沿って太陽光の高さや色が少しずつ変化していくところもHDRの表現力を生かしていると思います。特に『ライオン・キング』は光の表現にとてもこだわっている作品ですから、太陽の光が当たる場所や影の部分、更にmimさんがおっしゃっていた水面に反射する光の表現は劇場よりもハッキリと鮮明に観ることができます。

――ということは、自宅のテレビで鑑賞しても没入感や臨場感をしっかりと楽しむことができると言えますよね。

【折原氏】そうですね。4K UHDは高輝度・高コントラストな映像が楽しめますから、より臨場感が味わえると思います。たとえば、人間は昼間も夜間も瞳孔を調整しながら物や人、景色を見ていますが、それをダイナミックレンジに置き換えて頂くと、4K UHDで観る『ライオン・キング』のサバンナは肉眼で見る景色に限りなく近いのではないかなと。ですから自宅にいながらにしてサバンナにいる感覚が味わえるわけです。mimさんが「ドキュメンタリーを観ているみたい」と言いましたが、普通の映像で見るドキュメンタリー作品よりも、よりリアルにサバンナを感じられると思いますよ!

メイキング映像では、今までに見たことのないようなユニークな撮影現場が楽しめる

――4K UHDで観る時のオススメのシーンも教えて頂けますか。
【折原氏】よくぞ聞いてくれました(笑)! ムファサがシンバに歴代の王達が星になったと話すシーンがあるのですが、夕陽の沈むところからスタートして、美しい夜空まで映し出されますよね。あの景色は実写で撮るのはすごく難しいんです。天気までは操れませんし、星の美しさもなかなか撮影しにくい。あれこそ“超実写版”ならではの場面だと思いますし、4K UHDで観てほしいシーンですね。

――MovieNEXを購入するとボーナス・コンテンツがついているので、折原さんがおっしゃっていた撮影の裏側ももっと知ることができますよね。

【折原氏】ボーナス・コンテンツのメイキングも凄くおもしろいですよ! 撮影監督がキャレブ・デシャネルさんというトム・クルーズ主演の「アウトロー」とか実写映画の撮影監督をしている方なんですけど、VRの世界の中で実際にバーチャルなカメラを動かしながら撮っていたりするので、今までに見たことがない現場を見ることができます。それに、通常のCG映画ではすべて思い通りの映像が作れてしまうので、偶然生まれるようなカットは存在しないのですが、より実写に近い撮影方法のため、想定外の奇跡的なカットがあるのも本作のおもしろさだと思います。それから本作の監督であり俳優としてマーベル作品などにも出演しているジョン・ファヴローが、VRのゴーグルを装着してあれこれ指示している姿も見ることができるので、マーベルファンにも楽しんで頂けるかと(笑)。

――技術がどんどん進化していくにつれ4K UHDの需要も高まっていくと思いますが、気軽に楽しめるものなのでしょうか?

【折原氏】いま売ってるテレビのほとんどが4K対応になっていますし、プレイヤーも数万円で手に入るものも増えています。毛の1本1本までこだわっている作品だからこそ、是非4K UHDで“超実写版”『ライオン・キング』を鑑賞して頂きたいなと思います。

『ライオン・キング MovieNEX』

ディズニー・アニメーション史上No.1の全世界観客動員数を記録し、世代を超えて世界中の人々に親しまれてきた不朽の名作『ライオン・キング』。

実写もアニメーションも超えた唯一無二のエンターテイメント”超実写版”として、2019年、25年の時を経てスクリーンに登場し、早くも11月20日(水)より先行デジタル配信開始、12月4日(水)には、MovieNEX(4,200円+税)と4K UHD MovieNEX(6,000円+税)を発売する。


◆先行デジタル配信中

◆12月4日(水)発売
『ライオン・キング MovieNEX』 4,200円+税
『ライオン・キング 4K UHD MovieNEX』 6,000円+税
『ライオン・キング MovieNEXコレクション(期間限定)』 8,000円+税

詳細は以下へ
https://www.disney.co.jp/movie/lionking2019.html

また、ディズニー公式動画配信サービス、ディズニーデラックスでも、12月4日(水)より期間限定で、超実写版『ライオン・キング』のレンタル配信を開始。
必ずもらえるdポイント500ポイントプレゼントキャンペーンも同時開催。

詳細は以下へ
http://disneydeluxe.jp

PROFILE

  • mim mam

    mim(左)、mam(右)

◆mimmam プロフィール

姉mamと妹mimのリアル双子ユニット。2013年8月デビュー。 デビュー初月に祥伝社Zipperと専属モデル契約を結ぶ。 アーティストデビューも果たしネット上で『可愛すぎる双子』として注目を浴びる最もホットな双子モデル。
  • 折原一也氏

    折原一也氏

◆折原一也 プロフィール

1979年生まれ。デジタル家電中心にキャリア約15年の雑誌・WEBライター。オーディオ&ビジュアルライター、AV評論家。ワイヤレスイヤホンやスピーカーなど音モノ、4Kテレビなど映像モノ、映像配信などが中心。新聞や時々TV番組の監修も。
Sponsored by ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社

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