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「大人の何気ない一言に子供は…」元・保育士が描くマンガがSNSで共感呼ぶ理由
「プリキュアはこの世に存在しない!」園児とのほのぼのエピソードに癒される
――保育士になったきっかけは?
でこぽん吾郎子どもが大好きで、ずっと保育士さんに憧れていたからです。
――マンガやイラストはいつ頃から描き始めたものなのですか?
でこぽん吾郎2018年12月にTwitterをはじめたので、その頃から描き始めました。現在は保育士をやめて違う仕事をしていますが、マンガやイラストは時間が空いた時に描いています。ネタを見つけてくるというよりは、保育士をしていたころのことを“思い出す”。過去のエピソードを振り返りながらマンガにしています。
「うちの子なんて…」謙遜のつもりでも、子どもにとっては深い闇に
読んでいて何ともつらいエピソードに、読者からは「謙遜だったとしても、言われている側からしたら『あぁ、嫌われているんだな』としか思えないですからねぇ」「子どもの頃に同じようなことを言われていたので涙が出た。娘には同じ思いをさせたくないし、どんな容姿だったとしても自分の子はかわいい」「これは悲しいです…子どもなりに分かりますよねぇ」など、でこぽん吾郎さんのTwitterにはたくさんの感想が集まった。
――なぜ「第6話 ある姉妹の話」をマンガ化しようと思ったのですか?
でこぽん吾郎子どもの頃に言われた大人からの“何気ない一言”で傷ついたまま大人になった人は多いと思います。読んでくれた方が、自分自身を振り返るきっかけになればと思い、マンガに描き起こしました。
――反響やコメントも、大きかったですね。
でこぽん吾郎「自分も同じ体験をした」という意見がたくさんあり、やはり大人になっても忘れられない傷になっているんだなとあらためて感じましたね。
――これからどのようなマンガを描いていきたいですか?
でこぽん吾郎育児に疲れた保護者の方々、現在保育士をされている方々、保育士を目指している方々を中心に、読んでくださった方を元気づけていけるようなマンガを作っていきたいと思っています。
でこぽん吾郎さん Twitter:@Dekopon_56(外部サイト)