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木村拓哉が心動かされた瞬間とは? 初共演の二宮和也の演技に「ありがとな」

吉高の発言を「毎回ニノが“いい加減にろよ、オマエ!”と諌める(笑)」

――事務官・橘沙穂を演じた吉高由里子さんとも初共演。
木村拓哉 彼女は“逆ムードメーカー”と言いますか…。突拍子もない時に、すごい角度で切り込んでくる時もありました。みんなが「よーし、行こうぜ! 頑張ろうぜ!」とピリピリしてシーンとしている中で、突然「拓ちゃん、元気?」って。みんないっせいに「うっ、うん?」と、腰が砕けましたね(笑)。同じようなことが色々あったんですけど、ニノがその都度、「そういう言い方はやめなさい!」って諌めるんです。あの2人は共演経験があるから空気感が出来上がっているんですけど、そこに付属品のようにいる僕に対して興味があったらしく。「堅いこと言うなよ、拓ちゃん」って彼女が言うと、毎回ニノが「いい加減にろよ、オマエ!」と絡むんですよ(笑)。面白い現場というか、やっぱり吉高さんは“柔軟剤”だったなと僕は思います。
――原田眞人監督とも初めてのタッグ。『関ヶ原』で先に組んだ後輩・岡田准一さんから「原田組はいいよ」と言われていたそうですが、いかがでしたか?
木村拓哉 『日本のいちばん長い日』(2015年)にしても、伝える内容や描写が「そこを切りとるんだ?」というところを見せてくださる。それは独特だし、新鮮だし、その楽しさは原田組じゃないと味わえないですね。

――現場では監督の怒声が飛び交っている、というのは有名な話ですが?
木村拓哉 たぶん、初めて現場に来た人が見たら、尋常じゃないと思いますよ。でも、それは監督の“熱”。それは出演者に対してもスタッフに対しても同じで、「なんでできねぇんだよ!」と、ストレートにぶつけてくれる人です。そういう“熱”を感じるのも、原田組でないと体感できないと思います。

――完成品をご覧になった感想は?
木村拓哉 スーツをちゃんと着て、シャツも第一ボタンまでしっかり閉めて、ネクタイもきっちり締めて、髪型も整えて。その上で、言葉遣いのいい“パンク“です。たとえば、まさかあの原作にインパール作戦(太平洋戦争)のエピソードを練り込んでくるとは思わなかったですし。そういう視点、発想、思想を、映画を大きな盾として、武器としてつかって表現している。見た目はものすごくジェントリー(紳士的)なんだけど、内容はまぎれもないパンクだと思いますね。
(文:金子裕子)

映画『検察側の罪人』

8月24日(金)公開
監督・脚本:原田眞人
原作:雫井脩介『検察側の罪人』(文春文庫刊)
出演:木村拓哉 二宮和也 吉高由里子 平岳大 大倉孝二 八嶋智人 音尾琢真 大場泰正 谷田歩 酒向芳 矢島健一 キムラ緑子 芦名星 山崎紘菜・松重豊/山崎努
【公式サイト】(外部サイト)
(C)2018 TOHO/J Storm

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