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乃木撮、シンクロLIVE、最大規模の全国ツアー… 秋元真夏が語る乃木坂46の今とこれから

 初版部数が異例の20万部、さらに発売前に5万部の重版が緊急決定するなど、大きな話題を読んでいる乃木坂46のオフショット写真集『乃木撮』(6月26日発売・講談社)。メンバーがお互いを撮影した写真をまとめた本作で、多数の撮影写真が掲載されているのが、自ら“乃木坂愛”をアピールする秋元真夏だ。作品の魅力や撮影テクニックについて聞いたインタビュー前編に続き、この後編では夏のツアーに向けてのグループとしての意気込み、そして個人の目標などに迫った。

“黒石さん”とのリアルな関係は?「一方通行でまいやんが大好きなので!」

 『乃木撮』の発売が近づいてきましたが、発行部数がすでに25万部とか、すごいことですよね。「本当に自分たちのことなのかな?」という感覚です。でも、握手会で「毎週の乃木撮を楽しみにしてるよ」「乃木撮の写真集がすごく楽しみ」と言っていただくことも多いので、「注目していただいているんだ」って盛り上がりを実感しています。
 私は乃木撮でたくさん撮っていますが、自分もたくさん写っているんです。大好きなまいやん(白石麻衣)との2ショットもあるのですが、テレビ番組『乃木坂って、どこ?』で私がぶりっ子になるとまいやんが“黒石さん”になって厳しいことを言うから、「まいやんからキャラでウザがられているの? 現実でもウザがられているの?」って聞かれることがあります。結論としては、私は何があっても一方通行でまいやんが大好きなので、どっちでもいいんです(笑)。

 でも、まいやんのインタビューをチェックしてると、あっちこっちで私の名前を出すことが多いので「本心では私のことが好きなんだな」って思い込んでいます! 大好きなまいやんの近くにいられて、しかも誕生日が一緒なので、本当に幸せですよね。誕生日の時期はライブのリハが多くてケーキをいただいたりするのですが、去年はメンバー5人くらいでお祝いとしてご飯に行って、その後はカラオケでひたすら乃木坂46の曲を本気で踊りながら歌いました(笑)。

 黒石さんにぶりっ子って言われるけど、自分ではそんなことないと思うんですよね……。小さい頃は、ブリブリのぶりっ子でしたよ(笑)。新しいワンピースを買ってもらったら、それを着て友達の家を一軒ずつ回って「かわいい?」って聞いて、「かわいい」って言ってもらうまで帰らない、みたいな子でした。自分が大好きな子で、よく考えたらその感じは今もけっこう残ってるかも。今年25歳なんですけど、意外と落ち着かないから「何歳までこんな感じなんだろう」って思ったりもします(笑)。

「シンクロLIVE」は未知への挑戦 ライトなファンも一緒に楽しめるライブに

 グループの活動では、今年の夏も全国ツアーをやるのですが、その直前のバースデーライブ(7月6日〜8日)が、明治神宮野球場と秩父宮ラグビー場の2会場同時の「シンクロニシティLIVE」。ファンの皆さんが驚いていると思いますが、私たちもまだ想像できていないです。不安なこともありますが、今までやったことがないことに挑戦できるのも、ありがたい機会だと前向きに考えています。このライブでは、乃木坂46ファンの方はもちろんですが、「ちょっとだけ乃木坂46に興味がある」というライトなファン方にもぜひ見ていただいて、好きな曲を見つけたり生のダンスの迫力を感じていただきたいですね。
 メンバーに女性誌で活躍するモデルが増えてきて、女の子のファンも多くなっていますが、写真だけでは伝わらない“アイドルとしての乃木坂46”にもぜひ触れてほしいと思います。ライブ会場には広い女性エリアもありますし、『乃木撮』で私たちの素顔に触れて親近感をもってくださったら、ぜひライブでの私たちも見てください! 絶対にライトなファンの人たちも置いてけぼりにしないライブにします! もちろん、昔からのファンの方にも楽しんでいただきます!

 バースデーライブ後の全国ツアーはどこも大きな会場で、全部のキャパシティを調べたのですが「こんな大きなところでライブをやらせてもらえるんだね」って、みんな驚きました。でも、やるからには大会場でも映えるように一生懸命にパフォーマンスして、来てくださった方にもっと乃木坂を好きになってもおうという気持ちでいっぱいです。乃木坂46の夏といえば全国ツアーが恒例になっているので、ファンの方も「夏になったら1回は乃木坂46のライブに行く!」という風物詩にしてもらえたら、うれしいですね。

卒業したメンバーの穴は「みんなで成長した力で徐々に埋める」個人の夢も告白

 今年の4月に生駒里奈ちゃんが卒業して、個人的にすごく寂しかったし、グループにとっても大きな穴が開いた感じがしました。生駒ちゃんは初期からセンターをやってくれて、ライブの時もすごく引っ張ってくれていたし、後輩も育ててくれていたから、ファンの方も「この穴をどう埋めるの?」って心配しているかもしれない。メンバーも不安だったけど、誰かの穴を別の誰かが一気に埋めるんじゃなくて、みんなで成長した力で徐々に埋めていこうと取り組んでいます。
 卒業した人と同じことをするのは難しいから、自分なりにライブに意見を出して別のアプローチを考えたり、若いメンバーでも意見を言いやすい環境を作ったり、3期生やこれから入る新メンバーを育てながら成長していこう、と。卒業生が増えてきて、私たちもその穴の埋め方がだんだんと分かってきて、みんなで穴を埋めていくのが乃木坂46らしいかなって思っています。そういう成長や変化も夏のツアーでお見せしたいし、常に変化はあるけど物足りないと思わせないように、私たちもさらに成長していきたいですね。

 個人でチャレンジしたいことは、スポーツの魅力を伝えるキャスターのお仕事をやってみたいです。小さい頃はアナウンサーになりたいと思っていたし、2年後には東京オリンピックもあるので、そこでグループとして個人としても頑張って何かに関わりたいという密かな夢があります。自分の国でオリンピックが開催されるなんて本当に貴重な機会なので、何かしらの形で携わることができたらうれしいですね。そのためにも、乃木坂46を成長させながら、自分自身もいろんなことを吸収して成長させていきたいです!
◆秋元真夏(あきもと・まなつ)1993年8月20日生まれ、埼玉出身。2011年8月に乃木坂46第1期生オーディションに合格。4thシングル「制服のマネキン」で初の選抜入り。以降は選抜常連メンバーとして活躍する。昨年2月に1st写真集『真夏の気圧配置』を発売、同年のオリコン年間本ランキング「写真集」部門で9位に入るヒットを記録した。

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