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『鋼の錬金術師』は「実写化しちゃダメ」!? 原作ファン山田涼介が映画主演に至った理由

初めて、自分の出ている映画で泣きそうになりました

――では撮影が終わり、最初に完成品を見たときはどう感じました?
山田涼介 自分の芝居というより、エドとアルとのケンカシーンについてですが。それが、あんなにステキなシーンになるとは現場では思っていなかったんです。そのくらい、自分が現場でやっているものとは違う印象があった。仕上がりを見て、グッと来ました。実は初めて、自分の出ている映画で泣きそうになりました。
――確かに、人の感情に訴える物語がベースにあった上で、CGもアクションも素晴らしくて。原作を知らない人にも楽しめる映画だなと思いました。
山田涼介 それはすごく嬉しいです。僕自身、CGを入れる前だから、その場には何もない撮影でも、すごく感情を入れやすかったし、泣くシーンでも素直に泣けました。それはきっと、この作品がもともと持っている力に吸い寄せられたんですよね。兄弟愛をテーマにした作品なので、撮影の3ヶ月間は常にアルのことが頭にあった。たとえ他の仕事をしていても、現場に戻るといろんな感情が一気に放出されて、演技にすごく気持ちが入っていく。ハガレンにはそういう、見えない力がある。役者もそれに影響を受けたんだと思うんです。

――出演者の感情豊かな演技が、どんどんアルをリアルな存在にしていました。
山田涼介 その言葉こそ、この映画の本質を捉えていただけている気がします。もちろん映像もすごいし、CGもすごいんです。でもそれだけじゃなくて、やっぱり内容なんですよね。ストーリーを大事にしている。そこが一番、この作品が人を魅了するポイントなんです。特に原作は、ここから物語が進むに連れて、どんどん人間の弱い部分を描いていって、読み手の心の中をぐっちゃぐちゃにしてくるんですよ。だけど、ストーリーの深さやアクション、子どもも大人も楽しめる要素がちゃんと詰まっている。そんな作品に出られたことはすごく光栄だと思います。この作品を経て、どういうふうに道ができていくのかと思うくらい、僕の今後の俳優人生にとって大切な作品になったと感じています。
(文:川上きくえ)

映画『鋼の錬金術師』

幼き日に最愛の母を生き返らせようと、禁忌を犯したエドは手脚を失い、弟のアルは魂だけの鎧の身体になった。必ず弟の身体を取り戻す――そう決心し、鋼の義肢、オートメイル(機械鎧)を身に着けたエドは、“鋼の錬金術師”と呼ばれる国家錬金術師となる。身体を取り戻す唯一の手がかりは、謎に包まれた「賢者の石」。伝説を求めて旅をする二人は、やがて国家を揺るがす恐大な陰謀に巻き込まれていく。

原作:『鋼の錬金術師』荒川 弘(『ガンガンコミックス』スクウェア・エニックス刊)
監督・脚本:曽利文彦
出演:山田涼介 本田 翼 ディーン・フジオカ
蓮佛美沙子 本郷奏多 / 國村 隼
石丸謙二郎 原田夏希 内山信二 夏菜
大泉 洋(特別出演) 佐藤隆太 / 小日向文世 / 松雪泰子
12月1日(金)公開
【公式サイト】(外部サイト)
(C)2017 荒川弘/SQUARE ENIX (C)2017 映画「鋼の錬金術師」製作委員会

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