2017-10-17

知っていれば安心!薬の“副作用救済制度”におかずクラブも大注目!!

ハードなロケが続く“おかずクラブ”は常備薬が必須

おかずクラブ

ドクトルQ お二人は『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)など で、海外ロケにもよく行かれています。海外の食事、慣れない気候、精神的なストレス、時差や撮影のプレッシャーなど、体調を崩すことも多いのでは?
オカリナ 私、タイに行くと必ずお腹を壊すんです。美味しいと思って食べているんですけど……。
ゆいP タイって、私たちが一番よく行く国だよね。オカリナはいつも瓶ごと3つくらいお薬を持ってるけど(笑)、あれって、整腸剤以外は何なの?
オカリナ “痛み止め”とか“酔い止め”とか。だって嫌じゃないですか。海外で入院すると保険が効かないからすごくお金がかかるって言うし。なんとか症状を抑えて日本に帰るようにしている。でも、ゆいPってあまりお薬を飲まないよね。
ゆいP 飲まない。自力で治そうっていうタイプなんで(笑)。あ、でも酔い止めは必要。海外だと道がボコボコしていて、ゾッとするぐらい車が跳ねるからね。
オカリナ お薬を飲まないくせに、昨日もずっと隣で「頭が痛い、痛い」て言ってて、本当にうるさい! だったら薬飲めよって思う(笑)。
ゆいP 小学生の時 、頭痛持ちの友達が頭痛薬を飲んでいたんだけど、飲み続けるうちに服用量が増えていくのを見ちゃって。それって大丈夫なの?って思ったら、薬に若干抵抗感が。

ドクトルQ

ドクトルQ 痛み止めがクセになるケースもあるため、たびたび必要になるようなら、医師に相談した方がいいですね。
ゆいP ですよね!
オカリナはいつも薬を飲んでいるのに、それでも1シーズンに2回は風邪をひくんです。それを見て、私は薬には頼らないぞっていう(笑)。
オカリナ ツライくらいなら飲んだ方がいいと思うけど!?
ドクトルQ まぁまぁ(笑)。さて。オカリナさんは特に薬を飲む機会が多いようですが、お二人は薬を飲んだ際に「あれ?ちょっと体調おかしいぞ?」という経験はありませんか?
ゆいP 言われてみれば……。
ドクトルQ ではお二人に、このチェックシートに記入をお願いしたいと思います。

こんな経験あるのでは?副作用症状の例

ドクトルQ なるほど。お二人とも「眠くなる」の項目にチェックがありますね。実は今、お二人に記入してもらったのは薬を利用した際の“副作用”についてのチェックシートなんです。オカリナさんは、どんな薬を飲んだ時に眠くなりましたか?
オカリナ 私、やっぱり風邪をひいて薬を飲んだ時ですね。
ゆいP 私は酔い止めかな。あまり強烈な眠気に襲われたことはないけど。
ドクトルQ 風邪薬や酔い止めで多い副作用は眠気なんです。医薬品は、病気をよくしたり健康を守るためのものですが、副作用の中には放置すると重い症状となってしまうものもあります。

意外と知らない“副作用の救済制度”

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ゆいP ドクトルQ! 副作用というと、抗がん剤を飲んだときに髪が抜けるとか、すごい痛みを伴うとか、ちょっと怖いイメージがあります。
ドクトルQ 副作用には、先ほどの眠気といった軽い症状から重い症状までいろいろあります。そもそも副作用とは、どんな薬でも起こる可能性があるんです。
ゆいP じゃあ、オカリナが飲んでいる整腸剤にも副作用があるんですか?
ドクトルQ あります。例えば下剤だと、腸を動かす薬だからお腹が痛くなったり、下痢になることもあります。酷い便秘で大量に使うと、腸管穿孔といって腸に穴が開いてしまうことも稀にあります。
オカリナ 怖っ!!薬の副作用にはそんな危険もあるんだ。
ゆいP だからと言って、飲まないわけにはいかないですよね。
ドクトルQ そのとおりです。副作用が怖いからと言って治療しなければ、さらに患者さんはツライ思いをすることになります。副作用が心配な場合は医師とよく相談して下さい。ところで、副作用で何かあって入院が必要なほどの健康被害を受けた時、そのセイフティネットとして、医療費や年金などの給付を行う『医薬品副作用被害救済制度』というものもあるんです。

おかずクラブ

オカリナ 初めて聞きました! 副作用が起こったら医療費を負担してくれるんですか!! 凄〜い♪
ゆいP ……そういえばアンタ、もともと看護師だよね?知らなかったの? ドクトルQ! この人、同じ患者さんに1日に7回注射を失敗したことがあるんです!
オカリナ そして、その患者さんに「もう来んな、ブタ!」って言われました……。超くやしくて、別室に行って、そこに置いてある枕をタコ殴りにしました……(泣)。
ドクトルQ 落ち込まないで。注射はどんな人がやっても難しい時はありますから。それにオカリナさんが制度を知らないのも無理もありません。3,500人の医療関係者を対象に調査したところ、この制度を「知っている」又は「聞いたことがある」と答えた医師は92%、薬剤師で98%、看護師では60%でした。意外とこの制度を知らない医療従事者もいるんですよ。
オカリナ ということは、普通に生活している人だと、もっと知らないということですよね!

気軽に相談できる薬剤師や、かかりつけ医師を見つけることが大切

おかずクラブ

ドクトルQ では、お二人に改めて『医薬品副作用被害救済制度』についてご説明していきましょう。まず知っておいて欲しいことは、薬の副作用は誰にでも起こる可能性があるということ。たとえば、風邪薬や抗菌薬でスティーヴンス・ジョンソン症候群という重い副作用がまれに起こることがあって、最初に目の充血や熱、喉の痛み、皮膚の赤みなど風邪によく似た症状が出ます。それを放っておくと目の粘膜が侵されて失明したり、最悪亡くなったりすることもあるんです。
ゆいP それは使用法を間違っていたということではなく?
ドクトルQ 薬を正しく使用しても、副作用による重い健康被害が起こることは稀にあります。そして、薬を正しく使ったにもかかわらず、入院治療が必要なほどの重い健康被害があった場合に、『医薬品副作用被害救済制度』から、医療費や年金が給付されるんです。
オカリナ 制度が出来たのはいつ頃なんですか?
ドクトルQ  1980年に出来ました。その少し前の時代、日本では大きな薬害問題がありました。サリドマイドという薬は妊婦さんが飲むと胎児に奇形が生じ、今も約300人の方が大変なご苦労をされています。また整腸剤キノホルムを飲んで重い神経症状が起こったスモンでは、一万人以上もの方が被害に遭い苦しんでおられます。

覚えておくと安心ですね

ゆいP 当時は救済制度がなかったわけですよね。
ドクトルQ はい、当時は患者さん本人や家族の方が製薬会社と裁判で争ったんです。これには大変な時間もお金もかかって被害者は苦しんだ。そこで、独立した救済制度が必要との世論が高まり、薬事法も厳しくした上で、この救済の制度が出来上がったんです。
ゆいP すごく尊い制度なんですね! でも、どんな副作用でも対象になるんですか?
ドクトルQ
 抗がん剤など最初から強い副作用が分かっており、それでも使わなければいけない場合など、一部のお薬は対象外となることがありますが、病院で処方されるお薬や、薬局で購入したお薬など日本で承認された薬であって用法・用量を守って正しく使用されたお薬であれば対象となります。
ゆいP えっ!? じゃあ、海外ロケに行って現地でもらった薬は?
ドクトルQ 日本で承認されてない薬の場合は給付の対象外になります。また、使用期限が過ぎたものですとやはり対象にならなくなります。
オカリナ 私、痛み止めだからって、別の薬を生理痛の時にも使っちゃうんですけど。
ドクトルQ 承認された効能効果の範囲で処方されたとおりに使っている場合は大丈夫ですが、そういった“転用”という形だったり、自己判断で使った場合は対象外になります。また余った薬を知人に分ける方が稀にいらっしゃいますが、そういった場合も対象外になるので注意が必要です。
ゆいP なるほど。気軽に考えてはいけないんですね。ドクトルQ! 仮に副作用だと分かった場合、どんな救済措置(給付)があるんですか?
ドクトルQ まずこの制度は、入院治療が必要な重篤な疾病や、日常生活が著しく制限される以上の障がいが出てしまった方へのもの。なので入院で実際にかかった費用などが給付されます。ただし保険による給付部分は除外となりますので、ご自身の負担分のみになります。また障がいが出てしまった場合は、障害年金をお支払します。亡くなられた場合は、ご遺族に、遺族年金などが給付されます。
オカリナ どうやって手続きをすればよいですか?
ドクトルQ まずは医師の診断書が必要です。そこで請求書を作成していただき、『医薬品医療機器総合機構(Pmda)』に提出していただきます。そこから厚生労働大臣に申出し、大臣が薬事・食品衛生審議会に諮問して、判定が出れば、給付される流れとなります。
オカリナ  へ〜。本当に素敵な制度なんですね。ドクトルQの説明を聞いたら安心しました!
ゆいP 海外ロケに行く時も、日本から薬を持って行った方がいいんだね。
ドクトルQ いずれにせよ、身近で相談できるかかりつけの医師や薬剤師の先生を見つけることが大切。「これは副作用かも」と思ったら、遠慮せず、医師や薬剤師に相談して下さいね。
ゆいP はい! まずは私のことを全部知ってもらえる、イケメンの薬剤師を見つけます♪
オカリナ そこかよ!


PROFILE

おかずクラブ

おかずクラブ
オカリナ、ゆいPによる芸歴8年目のお笑いコンビ。共によしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。2015年にオンエアされた『ぐるナイ大晦日恒例!おもしろ荘 若手にチャンスと愛を…誰か売れて頂戴SP』(日本テレビ系列)で優勝すると、それ以後、 さまざまなバラエティ番組で活躍。

制度の基本や詳しい説明、具体的な手続きについては医薬品副作用被害救済制度公式サイトを御覧ください。
・医薬品副作用被害救済制度公式サイトはこちら


医薬品副作用被害救済制度

救済制度についての詳細は、PMDAにご相談ください。
フリーダイヤル:0120-149-931
※受付時間:午前9:00〜午後5:00/月〜金(祝日・年末年始を除く)