2016-07-21
旅の必需品は“童心”だった!?
大人と学生の“青春旅“を徹底比較
夏休みシーズンになるとよく目にするのが、友だち同士で旅行に出かけ青春を謳歌する学生の姿。楽しそうな様子を眺めながら、自分の学生時代の旅を思い起こす大人たちは少なくないはず。時代は目まぐるしく変化しているけれど、果たして10代の旅=“青春旅”に関してもジェネレーションギャップはあるものなの? そこで、10代の「現役学生」と20〜40代の「大人」を対象に意識調査を実施! その結果、現役学生の思い出には、スマホを活用したユニークな時間の過ごし方があったり、青春旅に望むポイントとして「アクティブさ」を求める大人に対し、現役学生は「くつろぎ」を重要視していたり…いろんな“違い”が見えてきた!
まずは、こちらの結果に注目! 大人たちに、「学生時代(10代)の旅でやり残したと思うことはありますか?」と質問をしたところ、51.7%が【はい】と回答。2人にひとりが“青春旅”に何らかの後悔を残しているようなのだ。「もっとバカをしておきたかった」(北海道/40代・女性)、「今思うともっと冒険しても良かったと思う…」(埼玉/30代・男性)とのコメントからも分かるように、大人でも子どもでもない学生時代の旅はプライスレス。人生の中でもとっておきの経験になることを念頭におきながら、詳しく結果を見ていこう!
みんな集まれ! 現役学生は「スマホ+自撮り棒」でハイポーズ
まずは、「友だち同士で出かけて最も楽しかった“青春旅”」について。その旅の中で楽しかったことを尋ねると、共に【移動中やホテルでの友だちとのおしゃべり】が最も多く、その時間をより楽しむために持参して盛り上がったアイテムでは、両世代【トランプ】が1位に。ババ抜きにポーカーに王様ゲームに、いろんな遊び方ができるし、世代を問わず「負けた人がジュースおごりね!」といった“勝負”で盛り上がったこともあるのでは?
違いが見られたのは、現役学生2位に【スマホ・ケータイ】が挙がったこと。アプリを使えば、ユニークなコラージュ写真やおもしろ動画が簡単に撮影できたり、ゲームが楽しめたりと使い方は自在。合わせて昨年ブームを起こした【自撮り棒】(6位)がランクインしたのも現役学生ならではの結果。「みんなこっち向いて〜」と撮った写真を、互いのSNSに投稿して共有するという楽しみ方も定着していそうだ。一方、大人には【花火】(5位)、ビーチボールやシャボン玉などの【遊具】(9位)がTOP10入りしたのも世代間での異なるポイント。スマホやSNSが存在しなかった昔の方が、記録よりも“記憶に残る遊び”が主流だったのかも。
“青春旅”ではアクシデントが最高のスパイスに?
次はその旅で、特に印象深かったエピソードを答えてもらうことに。気心の知れた友人との旅では、「友人が新幹線のチケットを無くして大騒動(笑)」(兵庫/20代・女性)、「電車を間違えて迷子に」(愛知/10代・男性)、「写真を現像したらみんな目を閉じていた!」(東京/30代・女性)、「用意したテントが狭く何人かは車で寝ることに…」(愛媛/30代・女性)など、何かしらのハプニングが付きもの。しかし、「予定が狂って急遽、京都奈良を早足で巡らなくてはいけない事態に…でも不満よりも楽しかった記憶が残っています」(北海道/30代・女性)というように、その“緊急事態”が最高のスパイスになり、より旅を楽しむことができたという声が世代を問わず多かった。また、「ホテルの部屋から花火が見えて綺麗だった」(佐賀/10代・男性)、「砂浜で歌ったのが楽しかった」(兵庫/10代・男性)などと、ふとした出来事さえも忘れられない思い出の1ページになっている。
上記の結果から“青春旅”には家族や恋人、ひとり旅にはない醍醐味があることがひしひしと伝わってくる。そこで今度は、大人には「もしもこれから“10代の学生”として友だち同士で旅行に行くなら?」、現役学生には「10代の内に友だち同士で旅行に行くなら?」と過程してもらい、それぞれに「理想の青春旅」について答えてもらった。
世代間で180度違う?
学生は「癒やし」、大人は「アクティブさ」を欲している
その旅に求める要素について尋ねると、最も重要視されたのは、現役学生は【気分転換・リフレッシュ】、一方の大人たちは【アクティブさ】という結果に。社会人になると仕事に家事にと忙しく、たまの旅行にはそれこそ癒やしを求めて、気分転換やリラックス重視のスケジュールを組んでしまう人が多いはず! その反動もあるのか、もしも今10代に戻れるなら【青春】(2位)や【刺激】(3位)など、「とことんアクティブな旅に出てバカしたい!」という大人たちの心境が明らかに。現役学生たちは逆に、普段の生活では味わえない大人のリフレッシュ旅に憧れがあるのかも。
心はピーターパン?
10代に戻れたら…思いっきりバカしたい!
現役学生は温泉や大自然の中で過ごしたり、着物で京都の街をブラリと歩いたり…気分転換できるゆったり旅に憧れが
では実際に、理想の“青春旅”でやってみたいことって? まずは現役学生から見ていくと、上記の傾向からも「あまりプランを立てずブラリと沖縄に行って、まったりゆったり過ごしたい」(埼玉/10代・女性)、「ゆっくり温泉に入りたい」(広島/男性・10代)、「のんびり離島を巡りたい」(埼玉/10代・男性)と徹底的にリフレッシュ重視。加えて、「京都で着物を着て、観光地巡りやお座敷遊びがしてみたい」(東京/10代・男性)、「イタリアのおしゃれな街で買い物や散策」(兵庫/10代・女性)というように、思いっきりラグジュアリーな過ごし方にも憧れがあるよう。
学生旅にやり残しがある大人たちが望むのは、ライン下りやキャンプ、ダイビングにお揃コーデなど、とにかく青春満載のアクティブ旅
一方の大人たちは、「沖縄の海でダイビングやシュノーケリングを」(埼玉/20代・女性)、「キャンプで山登りや料理作りを楽しみたい」(神奈川/30代・女性)、「ハワイでサーフィン」(千葉/40代・女性)、「カナダでオーロラを見たい!」(兵庫/30代・男性)というように、大自然も相棒にアクティブに楽しむプランを挙げた人が多数。そのほか、俳優・大泉洋のように「『水曜どうでしょう』のようなサイコロの旅がしたい」(岩手/20代・男性)、「ユースホステルに泊まって異文化交流がしたい」(東京/30代・女性)などと、一期一会の出会いがある旅を理想とする声も多かった。
現役学生たちは、流行中の“双子コーデ”でを旅行でも
また世代間の違いで印象的だったのは、現役学生には「制服や友だちとのペアルックで旅に行きたい!」という意見が多かったこと。“ペアルック”と言えば、ひと昔前までは恋人同士がやるものだったけれど、最近は“双子コーデ”や“お揃いコーデ”という呼び方に変わり、カップルだけでなく“友だち同士で楽しむ方法”にシフト。そんな時代の潮流もあってか、その要素を旅行にも取り入れたいと考えている若者たちは少なくないよう。
いつの時代も“恋バナ”は最強コンテンツ?
夜な夜な友だち同士で盛り上がりたいことでは、現役学生は【トランプやUNOなどのカードゲーム】(2位)や【スマホやカメラで写真や動画を録る】(3位)など“アイテムを活用した交流”を好む傾向に。大人は【人生相談】(2位)や【星を見る】(3位)ことなど、旅という日常離れした時間を過ごすからこそ“心の交流”を重視する傾向にあり、世代間でコミュニケーションの取り方に違いが。ただし、1位は共に【恋愛トーク】で、いつの時代も恋バナは青春旅に華を添える最強コンテンツと言えそうだ。
大人たちの中には、10代の頃にもっと積極的に旅に出て友だちとはしゃいだり、いろいろな経験をしたりすればよかった…と後悔の念を抱く人も多かったけれど、今回の調査結果を振り返ってみると子どものように楽しもうとする姿勢さえあれば、いくつになっても“青春旅”は体験できそうな気がしてくる。そして、何よりもその“童心”こそがどんな旅もドキドキワクワクする、大切な旅の必需品のひとつと言えそうなのだ。思い立ったそのときが旅に出る絶好のタイミング! この夏、あなたもその肩書きを脱ぎ捨てて“青春旅の思い出”を作っては?
気軽な空の旅を提供する、LCC格安航空会社のジェットスターでは、今年の4月から「旅に出るよ」キャンペーンを開催中! 特設サイトでは「16歳のように、旅をしよう」をコンセプトに、ガムシャラに遊び尽くす様子を描いたキャンペーン動画を公開している。思い立ったらその時に自分らしい旅に出ることだってできる! そんなメッセージと共に、ジェットスターが旅に出る楽しさを魅力たっぷりにお届けする。
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【調査概要】
時期:6月22日〜6月30日
対象:計800名(自社アンケート・パネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代の男女/内訳:「10代」男女200名、「20〜40代」男女600名)
地域:全国
方法:インターネット調査