2015-05-11
最近では、デジタルプレイヤーの進化によって高音質で音楽が楽しめる「ハイレゾ音源」も一般的に浸透しつつあり、スマートフォンでも楽しめるようになった。デジタルプレイヤーやスマホで何万曲もある楽曲リストから好きな曲が聴け、いつどこでも楽曲購入できる便利な時代。“ハイレゾ女子”なる造語も生まれているなか、ORICON STYLEでは、日頃どういった時に何を求めて音楽を聴くのか? その実態を探るべく、20代から40代の男女を対象に音楽ファンへのアンケート調査を実施。まずは「音楽を聴くときに使用する機器は何ですか?」(複数回答可/右の図参照)と聞いてみると、【デジタルプレイヤー】で視聴する人が最多。世代別で比べてみると、30代は【デジタルプレイヤー】、40代は【パソコン】が男女共に最も多かった。一方の20代は、女性が【デジタルプレイヤー】、男性が【パソコン】と票がわかれた。
実際に、「音楽を最もよく聴くときはいつですか?」と聞いてみると、48%と約半数の人が通勤・通学時の移動中に音楽を聴き、そのうち、約33%の人が【出勤・登校時】に聴いているという結果となった。【出勤・登校時】に音楽を聴いて気持ちを切り替え、新たな気持ちで1日をスタートさせる人が多いようだ。続いて、20%の人が【就寝前】に音楽を聴いており、そのほかの解答として【入浴中】や【運転中】といった意見もあった。
その理由として、約36%の人が【癒されたい】、20%が【リフレッシュしたい】をあげ、心の安らぎ、息抜きや気分転換する方法として音楽を求めている人が多いようだ。実際に、“ヒーリング・ミュージック(心理的な安心感を与えたり、気持ちをリラックスさせるための音楽)”といったジャンルもあるが、“癒やし”や“リフレッシュ”を求めた際に、音楽を聴くことで、場所や時間を選ばず手っ取り早く気持ちが切り替えられるようだ。
では、「どんな時に一番音楽を聴きたくなるのか?」と聞いてみると、【元気をもらいたいとき】と解答した人が41%と大多数を占めた。「好きな曲を聴くと元気が出る」(京都府/40代/男性)、「一番の気分転換になるから」(福岡県/30代/女性)、「仕事前には励まされる曲を聴いて、気合いを入れる」(大阪府/20代/女性)など、“音楽を聴いて気持ちを上げる”というコメントが多かった。さらに、「1日の疲れをふっ飛ばしたい」(北海道/20代/女性)、「明日への活力に繋がるから」(大阪府/30代/女性)と音楽が栄養剤のような役割を果たしており、まさに「パワー注入」(東京都/40代/男性)と活力になっているようだ。
一方、【失恋したとき】には、「失恋ソングに同情してもらいたい」(東京都/20代/女性)、「失恋の辛さを、音楽で癒したい」(愛知県/30代/女性)と自分の気持ちを代弁してくれるような音楽で慰められたい人が多かった。なかには、「とことん沈んだ気持ちになりたい」(新潟県/40代/女性)と失恋モードに浸るという声もあがった。
また、【悲しい(泣きたい)とき】に音楽を聴く人も、「違う方向に気持ちを持っていきたいから」(広島県/30代/男性)と気を紛らわしたり、「辛いことを吹き飛ばすため」(東京都/20代/男性)と励まされたいたいと。それとは反対に、「暗い曲を聴いて、更に落ち込む」(山口県/20代/女性)と気持ちが晴れるまで突き進むという意見もあった。
「すっきり目覚め」「すこやかリフレッシュ」「こころデトックス」「ぐっすり快眠」の4つの新ボトルに合わせてアレンジされた様々なジャンルの名曲を、人気リラクシング・ミュージック・コンピレーション「image」とタッグを組んだアーティストらがオリジナルアレンジ。「爽健美茶」を飲んで、それぞれのキレイを追求した音楽を聴いて、心も身体もキレイになろう!
楽曲の選定からアレンジ、音色の開発にいたるまで、音による科学的な側面からキレイを追及しました。
金沢工業大学
山田真司教授
【専門分野】音楽音響学、音楽心理学、エンタテインメント工学
九州芸術工科大学大学院博士後期課程を修了後、大阪芸術大学音楽学科の講師を務めた後、金沢工業大学の助教授に就任、現職。
『日本音業学会第9回栗屋潔学術奨励賞』、『第36回および第44回佐藤論文賞』を受賞。
これまでに、「音の何でも小事典」(講談社ブルーバックス)、「音楽はなぜ心に響くのか」(コロナ社)など、著書や論文を多数発表。
※楽曲ストリーミング期間:2015年8月31日まで
※対象:爽健美茶525mlPET
「爽健美音ボトル」キャンペーンについて
爽健美茶からキャンペーン期間限定のパッケージデザインが新登場。4つのボトル 「すっきり目覚め」「すこやかリフレッシュ」「こころデトックス」「ぐっすり快眠」それぞれに、キレイを音楽心理学で追求した名曲アレンジが1本で1曲聴ける!5月11日に第一弾がスタートしたキャンペーンは、第四弾まで行われ全16曲を配信。金沢 工業大学・山田真司教授監修のもと、名曲の選定からアレンジ、音色の開発にいたる まで、音による科学的な側面からキレイを追求しました。アレンジと演奏には今年 リリース15周年を迎えるリラクシング・ミュージック・コンピレーション「image」と タッグを組んだ気鋭のアーティストが参加。今だけの名曲アレンジを聴いて、心も身体もキレイになろう!