月影 揺ら揺らと 時を紡ぐ
琥珀の流れ星 瞳さらう

一途に捧ぐ 迷いのない祈りに
眠りを覚ます 幼き日の夢

この手を伸ばせば掴めそうなのに
ずっと辿り着けないまま
言葉も涙も出せずに探した
遥かな月の優しさを

幻 鮮やかに 謎を掛ける

神秘を纏いて 巡るは千夜の天(そら)

何度も見る夢 初めて知る意味
冷めぬ微熱に導かれ
願いの形と 叶った形の
違いに今なら気付ける