法師の宿の歌詞
法師の宿
発売日 | 2003年10月24日 |
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作詞 | 星野哲郎 |
作曲 | 吉田正 |
過去を指(さ)したまま 時間はとまり
雨音(あまおと)だけが 過ぎてゆく樹海(じゅかい)
落葉を踏んで さまよえば
誰が落とした簪(かんざし)か
"忘れては いやです"と
足駄(あしだ)にからむ 法師の宿
雨が止(や)みました いい月ですよ
みて下さいと 窓をあける女(ひと)
湯上(ゆあが)りなのか 黒髪の
甘い香りに ふりむけば
一輪(いちりん)の カトレアが
夜風に白く 咲いていたよ
淋しさを友に 暮らしていると
人恋しくて たまらないんだろう
生々(うぶうぶ)し気(げ)に お酌する
細い手首に 傷の跡
"みつめては いやです"と
小袖(こそで)で隠す 山家(やまが)の女(ひと)
虫の音(ね)をききに ぜひもう一度
約束してと 別れ惜しむ女(ひと)
一度だなんて 水臭(みずくさ)い
三度(みたび) 四度(よたび)を 待ちますと
言わせたい 泣かせたい
湯情(ゆじょう)が宿る 法師の宿
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タイトル | 歌い出し |
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