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『はやぶさ』のフルCGドキュメンタリー、帰還1周年記念で全国公開決定

 地球重力圏外にある天体の固体表面に着陸してのサンプルを採取し、地球に戻ってくるという世界初のミッションをやり遂げた小惑星探査機『はやぶさ』。地球帰還1周年を記念して、各地のプラネタリウムで上映されていた作品『はやぶさ HAYABUSA-BACK TO THE EARTH−帰還』が、全国の映画館で5月14日より公開されることになった。

『はやぶさ HAYABUSA-BACK TO THE EARTH−帰還』公開決定 (C)有限会社ライブ 

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 同作は、2003年5月9日に小惑星イトカワに向けて打ち上げられた『はやぶさ』が、60億kmの旅を終え、2010年6月13日に帰還するまでを全編CGで描いた宇宙ドキュメンタリー。3月に発表された第52回科学技術映画祭で、文部科学大臣賞(科学教養部門)も受賞している。

 本体わずか1m×1.6m×1.1mの『はやぶさ』の使命は3つ。第1のミッションは、地球スイングバイ(地球の重力を利用して『はやぶさ』の速度や軌道を変える事)によって、アポロ群の小惑星イトカワに到達すること。第2は、地球との通信に往復約30分かかるため、『はやぶさ』自身が学習しながら、自分の居る場所や行くべき方向を判断する自律制御を行うこと。そして第3は、惑星がどのように誕生したのか、太陽系が生まれた頃の様子を知る手がかりが残っていると考えられているイトカワの地表サンプルを必ず地球に持ち帰ること。2007年夏にはミッションを完了するはずだったが…。

 燃料漏れ、予期せぬ機体のダメージ、イトカワへの着陸失敗、2度目のチャレンジを成功させた後の通信の途絶、そして全エンジンの異常停止…と、度重なるトラブルで一時は帰還も危ぶまれた『はやぶさ』の7年にわたる宇宙の旅を、最新映像を加えて紹介する。 5月14日(土)より角川映画フィルムインクの配給で、全国のワーナー・マイカル・シネマズ、角川シネプレックスにて公開。

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