24日より北海道・夕張市で開幕する『ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2011』（28日まで開催）では、初の試みとなる出会い系“婚活”応援企画『ゆうばりde カップル』の参加者を募集している。映画鑑賞しながら、男女の新たな出会いの場を提供する。

　炭鉱町としての栄枯盛衰の歴史ある夕張市で1990年に誕生した同映画祭は、市の財政破綻に伴う消滅の危機も乗り越え、今年21回目を迎える。ハリウッド大作から邦画、インディーズ作品まで幅広く上映作品が集められ、真冬の北海道という自然環境を踏まえても、真の映画好きが集まる映画祭の一つとして定評を得るに至っている。

　婚活イベントの実施日は26日（土）。映画好きで、本気で“出会い”を求める健康的な20歳以上の男女の参加を募っており、自費参加が条件。共通の話題を作るために、指定された上映作品を鑑賞した後、ランチパーティーの交流会や“アタックチャンス”の時間がある。夕方からはフリータイムとなり、同映画祭の名物行事、厳寒の屋外で石炭ストーブを囲むストーブ・パーティーに気になった人を誘ってみるのもおすすめ。

　参加料は女性無料・男性のみ会食費3000円（税込、会場での現金払い）。氏名、年齢、性別、連絡先（住所、電話番号、返信用のメールアドレス）、応募動機を記入して、konkatsu@yubarifanta.com宛にメールで申し込み。18日（金）まで。

　今回のゆうばり国際ファンタスティック映画祭は、米国で大ヒットしたディズニー映画『塔の上のラプンツェル』のオープニング上映で始まり、27日にクロージング招待作品『大木家のたのしい旅行　新婚地獄篇』の上映後、オフシアターコンペティション部門の授賞式が行われる。28日にグランプリ作品の上映がある。

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