超人気ボクシング漫画を実写映画化した『あしたのジョー』(曽利文彦監督、2月11日公開)の完成報告会見が17日、都内で開かれ、主人公・矢吹丈役の山下智久(NEWS)、ライバル・力石徹役の伊勢谷友介、丈のトレーナー・丹下段平役の香川照之、ヒロイン・白木葉子役の香里奈が出席した。プロ顔負けの壮絶な食事制限や過酷なトレーニングで肉体改造を行った山下と伊勢谷のボクサー姿が話題の同作。撮影中、食事も水も摂らずにいる二人は「見るからに辛そうで、話しかけられないオーラがあった」と香里奈。二人が作品の世界にのめり込んでいく様子を「嫉妬しながら、遠くからいました」と話した。
人気漫画のキャラクターを演じることに「プレッシャーが大きくて、僕の器でジョー役を全うできるか不安だった」という山下だが、「挑戦していくことが大事というジョーからのメッセージ受け取った。覚悟をきめて挑戦させてもらった。こんなにも何か一つのことに本気で没頭することができるなんて。これまでも本気でやってきたつもりだったが、さらに上があることを知った」と得たものの大きさを感慨深げに語った。
ダイエットしながらの撮影中、山下の空っぽのお腹に本気パンチが入ってしまい、彼にしては珍しいほどマジギレしたこともあったという。「怒っている自分の顔を見て、これが闘争心か…と思った」と今では他人ごとのように振り返る。
そんな山下を伊勢谷はリスペクトを込めて「腹筋バカ」と呼んだ。風邪を引いて体調が悪い時でも、撮影現場の片隅で腹筋をしていたという山下を見て、負けまいと伊勢谷も腹筋に付き合った。「俺は苦痛でしょうがなかったのに、楽しそうだったね」と山下に語りかけると、「癖になっちゃった」。
部類のボクシング好きで知られる香川は、丹下役を演じるプレッシャーよりも「あるものまね番組で、ぐっさん(山口智充)の丹下を超えなきゃいけないと思った」と意外なライバルがいたことを明かした。フルメイクで丹下になりきった香川は、同作に出演できたことが心から嬉しいようで、「ボクシングを愛して、32年間費やしてきた全てをこの映画に出すことができた」と満足そうに語った。
◆映画ニュース 最新情報|インタビュー
人気漫画のキャラクターを演じることに「プレッシャーが大きくて、僕の器でジョー役を全うできるか不安だった」という山下だが、「挑戦していくことが大事というジョーからのメッセージ受け取った。覚悟をきめて挑戦させてもらった。こんなにも何か一つのことに本気で没頭することができるなんて。これまでも本気でやってきたつもりだったが、さらに上があることを知った」と得たものの大きさを感慨深げに語った。
ダイエットしながらの撮影中、山下の空っぽのお腹に本気パンチが入ってしまい、彼にしては珍しいほどマジギレしたこともあったという。「怒っている自分の顔を見て、これが闘争心か…と思った」と今では他人ごとのように振り返る。
そんな山下を伊勢谷はリスペクトを込めて「腹筋バカ」と呼んだ。風邪を引いて体調が悪い時でも、撮影現場の片隅で腹筋をしていたという山下を見て、負けまいと伊勢谷も腹筋に付き合った。「俺は苦痛でしょうがなかったのに、楽しそうだったね」と山下に語りかけると、「癖になっちゃった」。
部類のボクシング好きで知られる香川は、丹下役を演じるプレッシャーよりも「あるものまね番組で、ぐっさん(山口智充)の丹下を超えなきゃいけないと思った」と意外なライバルがいたことを明かした。フルメイクで丹下になりきった香川は、同作に出演できたことが心から嬉しいようで、「ボクシングを愛して、32年間費やしてきた全てをこの映画に出すことができた」と満足そうに語った。
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2011/01/17