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チュートリアル・徳井、不良映画に主演 加圧トレーニングで役作り中

 ヤンキー漫画『BADBOYS』などで知られる田中宏の『莫逆家族−バクギャクファミーリア−』が実写映画化されることになり、お笑いコンビ・チュートリアルの徳井義実が主演に抜擢された。かつて関東一の暴走族のトップだった火野鉄(ひのてつ)役で、“家族”を守るために昔の仲間たちと再び拳を握る。今月下旬にクランクインを控える徳井は「主役としての責任を感じています。役作りとして、プロテインを飲んだり、加圧トレーニングにも励んでいます。世間をびっくりさせるようなインパクトのある作品にしたい」と意気込む。11月公開予定。

『莫逆家族』より 右の原作画のように金髪リーゼントで役に挑むチュートリアルの徳井義実  

『莫逆家族』より 右の原作画のように金髪リーゼントで役に挑むチュートリアルの徳井義実  

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 原作は1999年より『週刊ヤングマガジン』(講談社)に連載され、単行本全11巻が既刊。広島を舞台にした漫画で名を上げた田中氏が、「ぶっちゃけ映像化してもらうために描いた」という特別な作品だ。徳井の抜擢には、「最初に聞いた時は正直『え?』って感じ」だったようだが、「徳井くんは広島人でもないのに広島カープファンだし不思議な縁を感じていす」と期待を寄せる。

 メガホンをとるのは『ノン子 36歳(家事手伝い)』(2008年)、『海炭市叙景』(2010年)などの熊切和嘉監督。『仁義なき戦い』シリーズの東映で、新たな不良映画を手がけることに気合が入る。「徳井さん自身も本気になっているし、肉体も鍛え本格的になってきたので、役者として大バケするのではと思っています。映画自体もヒリヒリとした大人向けの不良映画を目指していきます」と語っている。

かつて17歳で関東一の暴走族・神叉の総会長を襲名してトップに立っていた男・火野鉄は、家族を養うために荒ぶる魂を封印し、建設作業員として社会の理不尽さに耐え忍ぶ日々を過ごしていた。しかし、ある事件をきっかけに愛するものと信念を守るため戦うことを決意する。反抗期真っ只中の息子・周平(林遣都)も、徐々にオヤジを見る目が変わってゆく…。

 そのほかの配役は、横田あつし役・阿部サダヲ、川崎浩介役・玉山鉄二、渡辺満役・大森南朋、夏目裕二役・北村一輝、五十嵐けん役・ARATA、ドンばー役・倍賞美津子、火野鉄新役・村上淳、緒方透役・新井浩文。

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