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　若手俳優集団・D-BOYSが28日、東京・新宿サンモールシアターで舞台『D-BOYS STAGE 2010』の第1作目公演『NOW LOADING』のマスコミ向け公開リハーサルを行った。同舞台の演出を手がけるラサール石井は、男だらけの出演者たちに囲まれ「普段の座組みと違うのは稽古場に出る楽しみがないくらい。普通だったら若い女の子がもうちょっといるけど、ファンがやっかんじゃうからね」と笑いつつ、「でも意外とみんないい匂い。俺だけ1人加齢臭」と若手俳優との舞台を楽しんでいる様子をうかがわせた。

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　「10kg太ってもらった」（ラサール）というように普段とはかけ離れた外見に変身し、着膨れして役柄に挑む和田正人について、ラサールは「（所属する）ワタナベエンターテインメントのお笑い部に明日からでも。年を取ってきたら転身できる素質を持っている」と、そのユーモアセンスに太鼓判。さらに「意外と皆さん喜劇的センスがあって、お客さんはめちゃめちゃ笑うと思う」と自信をのぞかせた。またラサールが女っ気のない舞台に残念がるも、遠藤雄弥は「いつも男だらけで、逆に相手が女性だとやりにくいくらい。D-BOYS大好きです」とメンバー愛をのぞかせていた。

　2007年の立ち上げ公演を経てシリーズ4年目となる2010年は、D-BOYS19人が3組に分かれてそれぞれジャンルの違う3タイトルの舞台を展開。その1作目となる『NOW LOADING』では、ラサールの手がける演出で本格コメディーに初挑戦し、ゲーム業界の落ちこぼれクリエーターたちが部署解散の危機を前に力を合わせ、期限内のゲーム完成を目指すという笑って泣ける物語が繰り広げられる。

　公開リハーサルにはほかに五十嵐隼士、山田悠介が出席。舞台『NOW LOADING』は東京公演が同所で5月6日（木）まで、大阪公演が大阪ABCホールで5月14日（金）〜16日（日）に上演。