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ハリウッド実写版『AKIRA』の監督候補最有力 ヒューズ兄弟とは?

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 日本マンガ、そしてアニメを世界に広く知らしめることになった大友克洋の代表作『AKIRA』。2月10日付の米『ニューヨーク・マガジン』WEBサイトで、同作の実写化権を持つハリウッドの大手映画会社ワーナー・ブラザーズが、監督にアルバート&アレン・ヒューズ兄弟を起用する意向で交渉中と報じられ、立ち消えそうになっていた『AKIRA』のハリウッドリメイク企画の話題が再燃している。そんな渦中にあるヒューズ兄弟の兄アルバートが日本からの電話インタビューに応じた際、原作コミックを「今もこの手に持っているよ!」とその場に“携帯”していたことがわかり、これまで何度となく実写化企画の話が囁かれてきたが、今回はにわかに信憑性が高まってきた。

 ヒューズ兄弟は1972年4月1日生まれの双子で、米ミシガン州デトロイト出身。20歳のときに映画『ポケットいっぱいの涙』(1993年)で原作者兼監督として映画界にデビュー。『ポケット―』は、兄弟が14歳の頃に作ったスラム街の実態をリアルに描いたストーリーを、約300万ドルという低予算で完成させた作品で、カンヌ国際映画祭で上映されて世界的な評判を呼び、興行的にも製作費の約10倍、約3000万ドルを稼いで一躍注目された逸材だ。

 2001年にジョニー・デップ主演で、切り裂きジャック事件を題材にした映画『フロム・ヘル』以来の監督作となる『ザ・ウォーカー(原題:Book of Eli)』が、全米で公開中。日本でも6月19日(土)からの全国公開が決まり、先日、アルバートに電話インタビューが行われた。影響を受けた日本のコンテンツがあるかと尋ねると、アルバートは「影響を受けたのは『AKIRA/アキラ』だね、ずっと昔からファンだったし、今もこの手に持っているよ!」と話したという。

 偶然なのか、必然だったのか、『ザ・ウォーカー』も、『AKIRA』と同じ世界が崩壊した近未来が舞台。デンゼル・ワシントンを主演に迎え、世界にたった1冊残った本を運び、30年間旅を続ける、孤独な闘いを強いられる男を描いた作品だ。噂通り、ヒューズ兄弟が『AKIRA』の実写映画を手がけるとするならば、『ザ・ウォーカー』は彼らの腕を見極める試金石になりそうだ。

 なお、2月10日付の米『ニューヨーク・マガジン』WEBサイトでは、製作はワーナー・ブラザーズと俳優レオナルド・ディカプリオの製作会社アッピアン・ウェイが行い、脚本は映画『アイアンマン』を執筆したマーク・ファーガスとホーク・オストビーが担当、大友克洋の原作に忠実な映画にするため、全6巻のシリーズを3巻ずつの2部作にして、第1部は来年の公開を目指していると伝えている。

★ヒューズ兄弟の描く『ザ・ウォーカー』の世界観をひと足先に予告編でチェック!

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  • ヒューズ兄弟の監督最新作『ザ・ウォーカー』で、『AKIRA』と同じ、荒廃した未来の世界を描いている (C)2010 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved. 
  • 大友克洋の傑作コミック『AKIRA』 第1巻(講談社刊) 
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