■“ジャパンブランド”、アニメの勢いが止まらない!!
このところCDランキングを席巻している“アニソン”。1年間にリリースされるCDの新譜総数の1割にも満たないアニソンが、ここまでランキングの上位に顔を出すのだからすごい…。裏を返せば、他のジャンルは何をしてるんだ!という見方もできなくはないが…。
先日大成功のうちに幕を下ろした『JAPAN国際コンテンツフェスティバル2009』(コ・フェスタ)。その中の日本音楽の海外進出を推進するイベント、『東京アジア・ミュージックマーケット』(TAM)の注目イベントの1つ“アニメソングライブ”は、観覧希望者が殺到したり、例年よりも枠を拡大して行われるなど、改めて海外からの注目の高さを認識することができた。
日本のアニメとアニソンは、日本独自のポップカルチャーとして、海外での評価がどんどん高くなっていて、海外とのCDライセンスの成約実績も、年々上がっているという。
アニメの主題歌は、新人や有名アーティストが歌う場合も多く、ここで評価され、新人は飛躍し、有名アーティストはまた1つ上のステージへステップアップしていくという、美しい図式がある。アニメから入るファン、またアーティストから入るファン、それぞれがそれぞれを知るきっかけになり、相乗効果という部分ではアニメ主題歌というタイアップは非常に注目度が高い。さらに、海外でデビューという大きな話にもつながる。安直すぎるかもしれないが、世界デビューの近道という見方もできなくはない。
一方で、やはりコレクター心をくすぐるというか、ファンがコレクターズアイテムとして買うという傾向ももちろん強い。それはジャケットがアニメで、声優が歌っている作品は特にコレクター垂涎のアイテムとなり、人気を支えている“大コアファン”の存在が、ランキングを押し上げる大きな要因だ。コアといっても決して少ない数ではなく、“大コアファン”の購買意欲を掻き立てる作品作りに、各社がしのぎを削っている。
今回の秋のアニメ&主題歌特集で取り上げた作品の中から、どの作品&主題歌が視聴者の心を掴むか。注目したい。
◆アニメ&主題歌特集『2009年秋 注目のアニメ&主題歌はコレ!!』
⇒ 『編集長の目っ!!』過去記事一覧ページ
このところCDランキングを席巻している“アニソン”。1年間にリリースされるCDの新譜総数の1割にも満たないアニソンが、ここまでランキングの上位に顔を出すのだからすごい…。裏を返せば、他のジャンルは何をしてるんだ!という見方もできなくはないが…。
先日大成功のうちに幕を下ろした『JAPAN国際コンテンツフェスティバル2009』(コ・フェスタ)。その中の日本音楽の海外進出を推進するイベント、『東京アジア・ミュージックマーケット』(TAM)の注目イベントの1つ“アニメソングライブ”は、観覧希望者が殺到したり、例年よりも枠を拡大して行われるなど、改めて海外からの注目の高さを認識することができた。
日本のアニメとアニソンは、日本独自のポップカルチャーとして、海外での評価がどんどん高くなっていて、海外とのCDライセンスの成約実績も、年々上がっているという。
アニメの主題歌は、新人や有名アーティストが歌う場合も多く、ここで評価され、新人は飛躍し、有名アーティストはまた1つ上のステージへステップアップしていくという、美しい図式がある。アニメから入るファン、またアーティストから入るファン、それぞれがそれぞれを知るきっかけになり、相乗効果という部分ではアニメ主題歌というタイアップは非常に注目度が高い。さらに、海外でデビューという大きな話にもつながる。安直すぎるかもしれないが、世界デビューの近道という見方もできなくはない。
一方で、やはりコレクター心をくすぐるというか、ファンがコレクターズアイテムとして買うという傾向ももちろん強い。それはジャケットがアニメで、声優が歌っている作品は特にコレクター垂涎のアイテムとなり、人気を支えている“大コアファン”の存在が、ランキングを押し上げる大きな要因だ。コアといっても決して少ない数ではなく、“大コアファン”の購買意欲を掻き立てる作品作りに、各社がしのぎを削っている。
今回の秋のアニメ&主題歌特集で取り上げた作品の中から、どの作品&主題歌が視聴者の心を掴むか。注目したい。
◆アニメ&主題歌特集『2009年秋 注目のアニメ&主題歌はコレ!!』
⇒ 『編集長の目っ!!』過去記事一覧ページ
コメントする・見る
2009/11/11