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101歳ウクレレ奏者、日本初ツアー成功で「10歳若ければ…」

 現役最高齢ミュージシャンで、米ハワイ出身のウクレレ奏者・ビル・タピアが9日(日)、101歳にして果たした日本初ツアーの最終公演を東京・渋谷Jz Bratで迎えた。ビルは、約3週間の滞在期間中、名古屋・大阪・横浜・東京での7公演のほか、2つの野外イベントに出演。各会場で毎回のスタンディングオベーションが沸き起こる歓迎ぶりに、「10歳若かったら、日本に住みたいくらいだよ」と喜んだ。

101歳のウクレレ奏者、ビル・タピア 

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 1908年1月1日、ハワイ・ホノルルで生まれたビルは、7歳の時に初めてウクレレを手にし、10歳でプロデビュー。以来、90年にわたるプロ生活を振り返れば、ルイ・アームストロングやビリー・ホリデイ、エルビス・プレスリーなど、音楽史に名を残すミュージシャンと競演した過去が彩る。

 日本初ツアーでのビルは、愛用の赤いウクレレを自在に操り、味わい深い歌を披露する一方、頭の後ろで演奏する“背面弾き”や“歯弾き”など、エンターテイメント性にあふれたステージでファンを魅了した。

 さらに9日、渋谷でのファイナル公演で、日本でのツアーを収録したライブCDの発売を発表。鳴り止まない拍手に、ビルが投げキッスで応える一幕もあった。

 日本国内盤のCDリリースもまた、ビルにとって初。発売は10月21日(水)を予定している。



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