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森永卓郎が語る「ハリウッド映画の対極にある映画」

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 スウェーデンの巨匠ロイ・アンダーソンが普遍的な人間愛を描く『愛おしき隣人』のスペシャルトークショーが9日(金)、都内の劇場にて開催され、経済アナリストであり多分野においてマニアックな知識を持つ森永卓郎と、毒を放つ独特の語り口が人気の辛酸なめ子が登場。自らを年収300万円とする森永は、「贅沢な暮らしとは、そこそこ食えていて、そこにアートがあること」と映画が描き出す世界を振り返りながら持論を展開した。

 淡々と話が進むなかにちょっとした笑いや美しさがあり、ふとヨーロッパの文化の豊かさを感じさせる『愛おしき隣人』は、北欧のとある街の住人たちの生活を、ユーモラスな音楽にのせて描いていく。森永はそんな本作を「ハリウッド映画の対極にある映画。映画とはこういうものという概念から完全にはずれているんです。監督はマニアに違いない」と称賛(?)を送る。

 アンダーソン監督による住人観察記録ともいえる内容に、森永は「2回みたけどストーリーがわからない」、辛酸は「3回目でようやく輪郭がつかめてきた」としながらも、決して裕福ではないが楽しみながら日常を送る登場人物たちの姿から、「幸せ」について考えさせられることを語り合った。

 「(一般的には)大金持ちは幸せと思われているが、そうではない。彼らの話題は、合コンと節税とインサイダー取引の3つだけ。お金が減るのが怖くて走り回っているんです。それに比べると映画の登場人物は豊かにくらしている」。森永は、自らの節約生活ぶりを交えて語り、会場を盛り上げる。そして、最後に映画のメッセージについて「これは幸福論です。本当の幸せとは、ほどほどの生活のなかにあるんです」とコメントした。

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