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【敵討ち法】は是か非か、映画『フリージア』西島秀俊インタビュー

 犯罪被害者が加害者を処刑することができる驚くべき法律、「敵討ち法」が存在する近未来を描き、人々にその法律の是非を問う衝撃の話題作『フリージア』。この作品で、主人公ヒロシの宿命の相手、トシオ役演じた西島秀俊に話を聞いた。

 彼は、この作品の本質を“ある事件をキッカケに感情や感覚を失くした2人が、その失ったものを取り戻し人間らしく生きていく物語”と捉えている。そして、その世界観は、現在の人々が漠然と感じている“本当に自分は生きている実感を持っているのか”という部分に繋がっているのではないかとも語る。
そんな彼が演じたヒロシというキャラクターについては「人生には、取り返しのつかないことがある」と前置きをしたうえで、「あの男は、取り返しのつかないことをしてしまった。それは、死んでも償うことができないので、彼は罪を背負って生きている。彼が今までに下した判断は全て間違っており、最終的にあのような結果となります。しかし、僕は、そういう人間が映画のなかにいてもいいと思うんです。僕は、そういう人間に感じるときがあるので」と想いを語った。

 熊切監督の撮影現場については、「気の抜けるシーンが1シーンもない物語だったので、和気藹々としながらも集中力の高い現場でした」と語り、「すごく激しい銃撃シーンを普通の街中で撮影していました」と撮影秘話を教えてくれた。そのうえで「狭い路地のところで走り回って、銃をバンバン撃ってやっているのを許してくださった住民の皆さんにすごく感謝しています」と感謝の意を述べた。

 この作品は、近未来という設定だが、この作品が描いている“日常の中にある暴力”については、「すごく現代にも通じるような気がします。みなさんが、この作品をどのように感じるのか、すごく楽しみです」と語っていた。

 映画『フリージア』は、2007年2月3日(土)渋谷シネアミューズCQNほかにてロードショーされる。

■映画『フリージア』オフィシャルサイト

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