俳優の山本耕史が13日、都内で行われた映画『はたらく細胞』の公開初日舞台あいさつに登壇した。 山本は、キラーT細胞役で、おなじみの肉体を披露している。「今回、原作を読まさせていただいた時に、結構ガッチリした役と把握していたので、どのぐらい露出があるのか。まずはどこが出るのかとかいうのも大事になってくるんですよ。上を鍛えてても足だけ出るだったらあんまり意味ないので。衣装合わせの時に監督含め『ここからここまで出そうだねみたいな。お腹が出る感じではないんですね』みたいな。原作と少し変わっていくところもあるので。だから割と上の方を、ちょっと大きくはしました」と衣装合わせから肉体を含めた役作りをしたそう。 佐藤健は「重そう」と、山本の鍛えられた肉体を見て感じたそうで、山本は「キン消しみたい」と笑う。佐藤は「アクション部で絡む方も大変だったと思います。本当に吹っ飛んでったりしてたんで。パワーがとんでもない。(パワーが強すぎる)悲しい怪物みたいな」と話し、笑わせた。 同作は人間の体内を舞台に細胞たちを擬人化し、その活躍を描く同名の人気漫画『はたらく細胞』(清水茜作)の実写化で、赤血球を演じる永野芽郁、赤血球とともに体内を守る白血球を演じる佐藤健がW主演を務める。