柊あおいの漫画原作、映画『耳をすませば』(10月14日公開)より、清野菜名演じる大人になった月島雫が編集者として働く職場・星見出版児童書編集部の日常を切り取った場面写真が解禁となった。時代はノートパソコンが普及する前の1998年。卓上ライトや、机に広がる紙の束…どこか懐かしさを感じさせる。 今回の映画では、原作漫画や1995年に公開されたスタジオジブリのアニメ映画で描かれた中学生時代の物語のみならず、完全オリジナルストーリーの10年後の物語が描かれる。大人になった雫を清野、天沢聖司は松坂桃李、中学時代は安原琉那と中川翼が演じる。監督は平川雄一朗が務める。 児童書の編集部で雫と共に働くのは、いつも仏頂面で構える上司・堀内部長(音尾琢真)を筆頭に、見かけによらず『タイタニック』にドハマり中の先輩・津田みどり(松本まりか)、雫をそっと支える心優しい後輩・高木洋輔(中田圭祐)。時代を思わせる服装や仕事に情熱を傾けるそれぞれの個性あふれる表情も印象的だ。 劇中では、10年間追いかけ続けた夢と現実のギャップや、仕事での大きなミスに苦悩する雫の姿も描かれる。清野は演じた雫について「大人になるにつれどんどん現実を見て、いろいろな壁にぶつかり、時には落ち込んだりもするのですが、もがきながらもいつも明るく前向きに進んでいく強い女の子だなと感じました」と振り返っている。 遠くイタリアで夢を追いかけている聖司や友人、家族に支えられながら前進することをあきらめない雫だが、ついに”仕事”と”夢”とで選択を迫られることになる…。雫が見つけた答えとは? そして、イタリアと日本で繰り広げられる2人の恋の行方も気になるところだ。
2022/08/31
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