俳優・綾瀬はるかが主演のフジテレビ系“月9”ドラマ『元彼の遺言状』(毎週月曜 後9:00)で、大泉洋、関水渚、望月歩、浅野和之がこのほど、クランクアップを迎えた。 この日は「暮らしの法律事務所」でのシーン。麗子が突然失踪し、置いてきぼりを食らってしまった篠田(大泉)のもとに紗英(関水)、黒丑(望月)、津々井(浅野)が集い、事務所のテーブルを囲って会話するという場面だ。仲むつまじく和気あいあいと撮影は進み、息の合ったコミカルな会話劇が展開される。撮影の合間には談笑する4人の姿があり、撮影を通じて確固たるチームワークを築いてきたことがうかがえる。 まずは浅野のシーンが全て撮了となり、「浅野和之さんクランクアップです!」の声が上がるとスタジオには大きな拍手が鳴り響いた。浅野は深々と頭を下げ、監督から、役柄にちなんで英国紳士をイメージしたという花束を受け取ると、「本当に“お疲れさまでした”という言葉がここまで重い意味を持つとは思いませんでした(笑)。剣持麗子(綾瀬)、本当によく頑張ってくれました。僕は綾瀬さんにもう一度大きな拍手を贈りたいと思います(拍手)! そして、その剣持麗子を支えた篠田役、大泉洋についでに拍手を(拍手)! 無事にここまでこれたことは皆さんのお力あってこそだと思っています。本当にありがとうございました!」と愛あふれる感謝のメッセージでキャスト、スタッフをねぎらった。 続いて関水と望月がクランクアップ。撮影現場にフレッシュな風を吹き込んだ若手の2人。作品にとっても欠かすことのできない愛すべきキャラクターを最後まで演じきった。関水は「綾瀬先輩をはじめ、大泉さんやキャストの皆さん、そしてたくさんのスタッフの先輩方に支えられてきました。皆さん本当に優しくて、忙しいはずなのに、毎日楽しくて明るい現場を作ってくださって。現場が本当に楽しかったです! できれば皆さんにはゆっくり休んでほしいです! 本当にありがとうございました!」と満面の笑顔で感謝の言葉を語った。 また、望月は「言葉にすると短くなってしまうんですが、楽しくて、いろんなことを感じさせていただける現場でした。ありがとうございました!」と一言一言かみしめるように感謝の気持ちを表現。2人に大きな拍手が贈られた。 そして、麗子の“最高の相棒”、篠田を演じた大泉が最後にクランクアップ。冤罪(えんざい)により6年に及ぶ逃亡劇を余儀なくされた善良な男を、ミステリアスな雰囲気たっぷりに演じた大泉。屈託のない笑顔の裏に見え隠れする不安げで寂しそうな表情が、視聴者の心をとりこにしてきた。鳴り響く拍手の中、監督から大きな花束を受け取ると、すでに撮了して現場を去ったはずの関水、望月、浅野が再登場。さらに先日クランクアップした古屋呂敏も駆けつけ、大泉は「ちょっとちょっと! なになに! 帰ったんじゃないの!? しかも呂敏まで!」と感激しきり。
2022/06/20
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