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フランス現地時間28日に授賞式が行われた「第75回カンヌ国際映画祭」より、うれしい知らせが届いた。「ある視点」部門への正式出品された、倍賞千恵子主演、早川千絵監督の『PLAN 75』(6月17日公開)が、カメラドール スペシャル・メンションとして表彰されたのだ。緊張の面持ちで授賞式の舞台に上がった早川監督は「誰にとっても最初の一本目というのは思入れが深く、特別なものだと思うのですが、私にとっての特別で大切な一本目の映画をカンヌに呼んでいただき、評価してくださって本当にありがとうございます」と、感謝の言葉を伝えた。 カンヌ映画祭のカメラドールは、最も優れた処女作に贈られる、いわば新人監督賞に相当するもの。日本映画においては、1997年に河瀬直美監督が『萌の朱雀』でカメラドールを日本人監督として初受賞。次点に当たるスペシャルメンション(特別表彰)は早川監督が初めてで、25年ぶりに日本人の新人女性監督の作品がカンヌで注目を集めた。なお、今回、カメラドールを受賞したのは、エルヴィス・プレスリーの孫でもあるライリー・キーオ監督の『WAR PONY(原題)』。

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