俳優の渡辺裕之さんが、3日に自宅で亡くなった。66歳だった。妻・原日出子（62）の所属事務所のホームページで伝えられた。

　事務所のホームページでは「5月3日（火）昼頃、渡辺裕之さんが自宅にて縊死（いし）されました。あまりに突然の出来事に、弊社・原日出子は呆然自失としており、現在、皆様に何かお答えできる状況にございません。心の整理がつきましたところで、改めて皆様にコメントを出させていただきます」と報告。

　続けて「マスコミの皆様におかれましては、ご家族のご心情にご配慮頂き、取材等はお控え頂けますよう、切にお願い申し上げます。尚、葬儀に関しましてはご家族との相談の上、密葬というかたちで執り行わせていただきます」と伝えた。

　渡辺の所属事務所のホームページでも伝えられ「弊社所属俳優、渡辺裕之（享年66歳）が自宅で縊死致しました。5月3日（火）昼頃に、ご家族により発見されました。あまりに突然の出来事に、ご家族もスタッフも驚きと悲しみに呆然としております。マスコミの皆様におかれましては、ご親族の深い悲しみにご配慮いただきますよう切にお願い申し上げます。尚、葬儀に関しましてはご家族との相談の上、密葬というかたちで執り行わせていただきます」とつづった。

　渡辺さんは1982年、映画『オン･ザ･ロード』で主演デビュー。86年に主演を務めたテレビ『愛の嵐』シリーズや、大正製薬『リポビタンD』のCMで、注目を浴びる。93年に原と結婚した。映画『桜田門外ノ変』、映画『超高速!参勤交代リターンズ』、NHK大河ドラマ『利家とまつ〜加賀百万石物語〜』などに出演してきた。

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