11月1日に開園予定の「ジブリパーク」（愛知県長久手市）で、入り口のひとつとなる「エレベーター塔」が23日、お披露目となった。『天空の城ラピュタ』の世界のモデルとなった、19世紀末の空想科学世界をもとにデザインされたこのエレベーター塔は本日から無料で利用することができる。細部にちりばめられた秘密を探してみよう。

　ジブリパークは、「愛・地球博記念公園（モリコロパーク）」内に整備されるスタジオジブリの世界を表現した公園。5つのエリアからなり、今秋は「ジブリの大倉庫」「青春の丘」「どんどこ森」の3エリアを11月に先行オープン。残る「もののけの里」「魔女の谷」は約1年後を予定している。

　「ジブリの大倉庫」は、『借りぐらしのアリエッティ』『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』などのジブリ作品の展示物が詰め込まれた屋内施設。「青春の丘」には、『耳をすませば』に登場した「地球屋」を再現。「どんどこ森」の「サツキとメイの家」（既設）の裏手には、ジブリパークを見守るトトロの形をした「どんどこ堂」（木製遊具）が新設される。