人気グループ・Hey! Say! JUMPの山田涼介、女優の土屋太鳳、三木聡監督が15日、都内で行われた映画『大怪獣のあとしまつ』(公開中)の満員御礼舞台あいさつに登壇した。 特撮関係者の忌憚のない意見や特撮ファンのさまざまな反応などで何かと話題となっている本作。ツッコみたい部分を問われた土屋は「(怪獣の体液を浴びて)アラタにキノコが生えたじゃないですか。光の巨人になったとしたら、そのキノコは大きくなるのか、どうか。それがとても気になります」と天然な疑問を口にする。山田は「その着眼点か…」と、ただただ笑っていた。 三木監督によると「(光の巨人になる前に)取ってるじゃないですか!」と逆にツッコミを入れると、一部を除き全身キノコだらけになった人が劇中に登場していた土屋は「キノコは1度、繁殖すると勢い止まらないって設定じゃないですか。だから大丈夫なのだろうか、と…」と重ねる。三木監督は「ご想像におまかせします。やりっ放しみたいなことも映画としては面白いと思った。全部、解決しなきゃいけないかと言われたらそうでもないって思ったりする」と真意を口にしていた。 暴れ狂う大怪獣に、逃げ惑う人々。突如、ヒーローが現れて世界を救う――。それは、子供の頃に誰もが憧れた、特撮映画でお決まりの展開。しかし、倒された怪獣の死体処理は、果たしてどうなっていたのか…。そんな「誰もが知る“巨大怪獣”の誰も知らない“死んだ後”の物語」を史上初めて描く。後処理の現場指揮を任されるのが、山田演じる首相直属の特殊部隊・帯刀アラタ。そして、彼の前に環境大臣秘書で元婚約者の雨音ユキノ(土屋)が現れ、知恵と工夫と愛で立ち向かうことになる。