俳優の中山優馬が3日、都内で行われた映画『189』初日舞台あいさつに登壇した。劇中で新人の児童福祉司を演じた中山へ、子役の太田結乃(9)からサプライズで手紙の朗読が。太田演じる虐待を受ける少女を守るべく奔走した主人公を熱演した中山に感謝のメッセージが贈られると「結乃ちゃんに引っ張っていってもらった現場が多くて…。一生大事にします、ありがとう」と噛み締めた。 タイトルの『189』は、年々増加する児童虐待から“いちはやく”子供を助けることができるよう設けられた児童相談所虐待対応ダイヤル“189”を意味する。ダイヤル“189”に助けを求める小さな命を救うために奔走する児童虐待対策班を通じて、社会問題を描くことで、問題解決の一途を担えればという願いから誕生したヒューマンドラマとなる。
2021/12/03