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日本における“四大公害病”のひとつ水俣病を取材した報道写真家が主人公の映画『MINAMATA―ミナマタ―』(9月23日公開)の製作・主演を務める名優ジョニー・デップ(58)とアンドリュー・レヴィタス監督(43)のオンライン記者会見が2日に開催された。デップはフランスから、レヴィタス監督は米ニューヨークから参加した。 熊本県水俣市のチッソ工場の廃水を原因とし、現在まで補償や救済をめぐる問題が続く水俣病。報道写真家として功績を評価されながらも心に傷を抱えたユージン・スミス氏は1971年、アイリーン・美緒子・スミス氏とともに水俣を訪れ、以来3年間現地で暮らし、人々の日常や抗議運動、補償を求め活動する様子を何百枚もの写真に収めていく。米国に帰国後、75年に写真集「MINAMATA」を出版。映画は、ユージン氏が水俣で過ごした濃密な日々を通して、傷ついた写真家が、再びカメラを手に取り、闘いに身を投じていくその生き様を描く。

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  • 真田広之の献身に感謝したジョニー・デップ (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『MINAMATA―ミナマタ―』オンライン記者会見に参加したアンドリュー・レヴィタス監督 (C)ORICON NewS inc.

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